小さい子の一日は短く、一年は長い。
老人の一日は長く、一年は早い。
と、よく言いますな。
遊びに忙しい子供たちは、あっという間に夕方になってしまうからでしょうね。
もっともそれは昔の話で、今どきの子供は塾だ稽古ごとだと忙しいから、現代の子供の一日は大人と同じ長さの感覚になっているかもしれない。
小さな子供が一年を長く感じたのは、楽しい日々がなかなかやってこないことを指しているからだろうか。
春休み、遠足、夏休み、運動会、お正月。
もういくつ寝るとお正月。
逆にお正月がやってくるのが楽しくなくなってきた頃が、中年の始まりかもしれない。
老人になっていくにしたがい、お正月がやってくるのがドンドン早くなってくる。
「確か三か月前ぐらいに去年の正月の餅を食べたような気がするけどなぁ、ところでバアさんワシは今日昼飯食ったかね」
「おじいさん、さっき二回目のお昼ご飯たべたばっかりじゃないですか」
こういう会話ができるよになったらもう大丈夫である。
末永く楽しく生きてください。
平田の某薬局店にて
死ぬほど疲れた…ってどんだけ疲れたんだろう。
そんな人を元気にする薬?
どんな薬か興味あるけどね