武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

写楽

2009年02月11日 | Weblog
昔江戸の寛政年間、東洲斎写楽という絵師がいた。しかし世に出て十ヶ月でその世界から消える。どういう人なのか。なぜ短い間に消えたのか。正体は?誰なのか?ということで「謎の絵師」として、時々ブームになる。
この人が「写楽だ」という説がやたらと飛び交い50位の説があるという。
歌舞伎役者にとって、自分を描いた浮世絵は現在の写真だ。写楽のように誇張され、強調されると人物の性格まで表現されるので、役者からは嫌われていたとか。そこで写楽の描く目を集めてみました。浮世絵は切れ目の伝統的な書き方があるが、写楽はそれを飛び越えて、実にリアルに、人間くさい表現だ。