最近、龍馬龍馬でテレビがはしゃいでいる。この幕末から明治にかけて活躍した人にジョン・万次郎という人もいる。なぜ万次郎かと言えば龍馬と同じ土佐のカツオ漁師であり、1月5日14歳の万次郎のカツオ船は難破し無人島にたどり着く。5ヶ月後アメリカ船に救われる。好奇心の強さを見込まれアメリカ本土に連れていかれ勉強の機会があたえられた。捕鯨技術を習得し、後に捕鯨船の副船長になり世界をまわる活躍をし、10年後日本に帰ってきた。翌年ぺりーが浦賀にやってくる・・・そんな時代の人である。外国に目をむける時代、語学が役立ったのは言うまでもない。
アメリカの様子をこう言っている。
①王が七人いて、36ヶ国に分かれている。
②年号はただひとつで、一年は12ヶ月。
③往来では車に乗る。
④文字は26。
⑤婚礼は神につげ夫婦となる。それがすむと夫婦で物見遊山に出かける。
⑥食料は麦の粉でつくったパンである。
写真は以前つくった15少年漂流記の立体で、本文とは関係ありません。あるとすれば「難破」ぐらい。