地区の三九郎がおこなわれて参加した。もともとは子どもの行事で小正月におこなわれていた。最近こどもがすっかり減って大人が参加しないと建てるのもままならず、消えてしまいそうになるというので自治会役員も参加した。正月の松飾・だるまなど燃やす行事だ。五穀豊穣、無病息災を祈る意味だ。隣町ではどの地区も中止とか。
呼び名は[三九郎」「どんど焼き」とかいうのが多いと思うが、「おんべ」「おんべ笑い」「おんべやき」「道陸神笑い」「せいのかみ」「ほやら」「わらひや」などある。私の生まれたところでは「松わらひ」と言っていた。
昔は7日に松納め、それを子どもが集め、15日までに盗まれぬように小屋作って番をした。他所の松を盗むこと・荒らすことは地区の誉れだったのだ。