回顧と展望

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英国雑感

2014年11月25日 16時13分43秒 | 日記

ロンドンに到着して略1週間が過ぎた。日本の新聞の電子版が読めるので日本に関する情報の面では変わらないように思う一方、イギリスでの社会的関心事項はこちらに来るとよくわかる。特に移民・難民問題は極めて重大な政治テーマになっている。それとも関連するが、イギリスとEUの関係は予想していたよりも冷え切っている。ユーロトンネルができても、大陸とイギリスの距離は縮まっていない。しかし、イギリス、特にロンドンへの中東やロシア、中国からの不動産投資は極めて活発だ。

今日のニュースではウイリアム王子が来年初中国を訪問することになったことが報じられている。中国からの投資あるいは中国向けのイギリス製品の売り込みにキャメロン首相以下腐心しているのを見ると情けないの一言に尽きる。いつから世界は金の亡者になってしまったのだろう。チャーチルやサッチャーは草葉の陰で嘆いているに違いない。苦労を知らず、守るべき原則を持たない政治指導者の登場が2010年代を性格付けるのかもしれない。

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