回顧と展望

思いついたことや趣味の写真などを備忘録風に

大滝詠一氏逝去

2013年12月31日 13時20分32秒 | 日記

昨日亡くなった大滝詠一は、80年代にヒットした「さらばシベリア鉄道」で知った音楽家。つい先日はロンドンへの旅の途中、シベリア上空を飛んで窓から雪に閉ざされたどこまでも広がる氷の平原を見ていた時にもこの曲が浮かんできた。

言葉を大切にし、かつ彼の手になる流麗なメロデイーのこの曲は長く残る名曲になるだろう。「12月の旅人よ」が繰り返されるこの曲、その12月に逝ってしまった。65年間という、短すぎた人生だった。合掌。

http://www.youtube.com/watch?v=rjXiSryrIQ

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ボルゴグラードで爆弾テロ第二弾

2013年12月30日 16時05分43秒 | 日記

17人の死者を出した鉄道駅に続いてトロリーバスでの爆破テロが発生し新たに10人の犠牲者が出た。連日のボルゴグラード爆弾テロ事件はソチ五輪の安全性に暗い影を投げかけている。ロシアの治安機関の能力が今問われていると言えるだろう。まだ犯行声明は出されていないが、プーチン大統領の対テロ指揮に注目。

http://edition.cnn.com/2013/12/30/world/europe/russia-volgograd-explosion/index.html?hpt=hp_t1

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冬のハイビスカス

2013年12月29日 19時08分25秒 | 日記

窓際に置いている鉢植えの紅白のハイビスカスが咲いた。戸外は昨夜来の新雪で銀世界。ガラス一枚隔てただけでこれだけの違い。

これを見ていたら、1980年代初頭、戒厳令下のポーランドに出張したことを思い出した。ワルシャワの外国人向けのホテルで朝食を摂っていたら、窓を隔てた向かい側のバス亭で行列していた10歳くらいの少年と目があった。12月の雪の降った寒い朝で彼のはく息が白かった。ガラスのこちらは快適な暖房が効いていて、彼我の違いの何という大きさかと思ったものだ。彼も今は中年になっていることだろう。ホテルは快適とはいうものの、当時のポーランドは対外債務不履行で外貨の欠乏から西側からの輸入ができず、食後に出された紅茶(らしきもの)は北朝鮮人民からの友好物資、コーヒー(らしきもの)はキューバ人民からの友好物資というもので、そのあまりの不味さに一口しか飲むことが出来なかった。

 

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パルテノン神殿

2013年12月28日 18時49分53秒 | 日記

考古学に興味があるのでロンドン滞在中に必ず一度はThe British Museumを訪れることにしている。The Cityでの用が済んだ先日、地下鉄を乗り継で午後の博物館へ。入場料は無料にして、入り口に設置してあるプラスチックボックスに5ポンドの寄付を募るという方式だが、コインはともかく、5ポンド札など見当たらず。むしろ、無料にして入館者を増やす、敷居を低くして入館し易くするこの方式は、結果としてより館内での図書や土産物の販売につなげようという大変スマートな戦略だし、たとえば経済的に余裕のない学生や年金生活者にとってはなかなかに魅力のあるやりかただ。

ところで荒廃の一途を辿っていたギリシャのパルテノン神殿を駐オスマントルコ英大使エルギン伯爵が調査および保存の許可をオスマントルコ政府から取得し(19世紀当時時ギリシャはトルコに一部)、その保存のためとして英国へ輸送された神殿彫刻物が一か所にまとめられている(Parthenon Marbles)。この英国大使、英国に帰国の途中でフランスにとらえられしばらく留め置かれたり、訴訟沙汰や離婚など、波乱万丈の人生を送っている人物だが、200年以上たってもその蒐集したギリシャ彫刻は色褪せていない。なお、このパルテノン神殿の遺品群についてはギリシャ側から返還請求がなされ(英国は当然拒否)、また、移送の間に彫刻群が多大な損害を受けたとしてこの蒐集を否定的に見る向きも勿論ある。

時間が少しあったので、古代エジプトのミイラ部門にも。

 

 

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日本も普通の国に

2013年12月27日 13時02分07秒 | 日記

安倍首相の靖国神社参拝に対する米国の反応をみると、これで日本も普通の国になったという感慨を禁じ得ない。失望した、というのは、米国としては安倍首相が参拝をしないことを希望していた、ということであり、その希望が叶わなかったというだけのこと、それは、とりもなおさず日本が米国の傀儡ではない、普通の独立国であることを証明したことになる。

日頃、中国や北朝鮮は日本があたかも米国の傀儡、として非難してきたが、今回の参拝は彼らの非難を十分に配慮したものとなった。かつ、米国のこの失望した発言は、普通の国として認めたという事でこれらの国の非難に対する回答になっている。このところの迷走する米国外交にしては、同盟国日本に対する強力な援護射撃になった。際限ない反日教育で世論を操作している中国や韓国が今回日本の首相をして靖国神社に向かわせた。これが今後のゲームのルールになるだろう。過去6年間の非参拝が中韓との関係悪化を引き起こしてきたことから、この転換点になるかもしれない。

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