回顧と展望

思いついたことや趣味の写真などを備忘録風に

10月も終わり・・・

2014年10月31日 19時12分35秒 | 日記

今月後半の株式市場はまさにローラーコースターのようなものだった。中旬頃の悲観一色の大幅下落から今日は日銀の追加資金供給方針20兆円を受けて暴騰。底値で損切りした向きや高値での買いぞびれまで、この相場で火傷をした人は少なくないだろう。株価が一日で5%上がったからと言って消費者の財布のひもが緩むとは思えない。むしろ低所得者や年金生活者にはインフレ懸念で将来に対する悲観的な見方が増えるのかも。

デフレ心理再台頭に機先を制するということだが、株式市場ははしゃぎ過ぎている。一日では世の中は変わらない。それより尖閣諸島に領海侵犯を繰り返している中国の脅威のほうが大きくはないか。株価が上がっても巡視船で無法者に対峙している海保職員には何の恩恵もないように思える。

ピンボケながら温室のラッキョウの花の写真を3葉。大乗仏教では食が禁ぜられている。この強い匂いは修業の場にふさわしくないからだろう。ただ、小柄な花はにおいもなく薄紫色していてつつましい。

 

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エストニアの思い出

2014年10月29日 22時07分38秒 | 日記

さっきまでBS朝日でエストニアを題材とした番組を放送していた。この国を初めて訪れたのはもう20年以上前の冬だった。当時の大統領主催の晩餐会に招待され、ブラックタイ着用で緊張してタリンにおもむいたことを思い出す。晩餐会自体はどうということはなかったが、厳冬の中、タリン中心部で開かれていた花市が記憶に残っている。物の不足していたあの時代、それでも花を買おうとする人々に強い印象を受けたものだ。そういえば、到着した空港では出迎えの人々が手に花を持っていた。帰ってくる人を迎えるときに花を手にしているとは、何とも風流だ。些細なことかもしれないが、永くロシアの軛の下にあったこの国だったが、こうして文化を維持してきたことはいつまでも忘れられない。

今はEUの加盟国として名実ともに欧州の一員となった。今日の放送で見たタリンの街並みは清潔で豊かだった。20年前のあの時の暗い、寒いタリンは今やハンザ同盟の趣のある古都の装いにすっかり移り変わっていた。

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政治とカネ

2014年10月29日 19時44分31秒 | 日記

この年末は政治家のカネをめぐる話題一色になりそうだ。民主党幹事長枝野もやはり裏金つくりにいそしんでいたらしい。与野党を問わず、もはやカネに関して問題のない国会議員などどこにもいなのかもしれない。

こういったスキャンダルで対照的なのは英国だ。英国でのスキャンダルではまずカネの話は出てこない。スキャンダルと言えば異性関係(時には同性)にかかわるもの。これは、英国の政治家が裕福だからなのか、あるいは、カネよりもそちらの方に関心が高いのか。こんど友人にでも聞いてみよう。

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窓なし旅客機登場間近?

2014年10月28日 19時17分55秒 | 日記

英国の企業が旅客機の窓の代わりにLED技術を利用して巨大なスクリーンを機内に設置し、機外の風景を映し出すアイデアを提唱している。貨物機のように旅客機からも窓を無くせば、機体の剛性が高まり、その結果として軽量化が図られ、それが燃費の向上をもたらすことにより、二酸化炭素の排出量を減らすことが出来るというもの。また、今のように小さな窓から窮屈な姿勢で限られた窓外の景色を見るといった苦労もなくなる。

こう聞くと何も問題はなさそうだ。もしあるとすれば、そのスクリーンに映し出される窓外の景色が本当のものなのか、あるいは偽造されたものなのかを確認することができず、世の中の疑い深い人を納得させることが出来るかどうかだろう。また、非常時に窓外の景色を確認することが出来ないことが何らかの問題を起こさないかだが、たとえば地下トンネルなどの走行も似たところがあるから解決策は見いだせるのかもしれない。

下は想像図。ただ、この想像図をみると、高所恐怖症の乗客(自分も含め)には画像からの何らかの遮断装置が必要なようだ。

 

http://www.independent.co.uk/travel/news-and-advice/windowless-planes-could-be-a-reality-in-less-than-10-years-9820947.html

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今日の雲

2014年10月26日 16時46分14秒 | 日記

日没直後、見慣れない雲が空半分に広がっていた。残照のせいなのかいつになく朱色が濃い。うねるような雲の縁の厚みを持った曲線が、なんだか禍々しいようで。先週、妹が19年ほど可愛がっていたヨークシャーテリアが長い闘病の末死んでしまった。ペットロス症候群というのか、子供のいない彼女には大きな喪失感があるのだろう。

そういうことを連想させるような今日の雲。

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