昨日に引き続いて今日も晴天で暖かな一日。やっと初夏の雰囲気が出てきた。ハバロフスクを思い出させる花を。
急激に気温の上昇した今日の北海道。エゾヤマザクラとレンギョウに代わって八重桜とライラックが満開に。ライラックの花を見ていたら、数年前のちょうど今ごろ訪れたハバロフスクの満開のライラックを思い出した。アムール川に面したこのウクライナ風の街にはライラックが巨木がホテルの前にあって、その白い花が街によく似合っていた。ただ、目抜き通りにたむろしていた北朝鮮からの出稼ぎ労働者にはすこし怖気づいたが。経済制裁の強化されたこの頃、あの北朝鮮人たちはどうしているのだろう。
この時期、いつまでも陽は高く、そして日中の陽射しはとてもあのように高い緯度とは思えない力強さだった
日本では都会と言わず、地方と言わず、最近ではビルや住宅の屋根に設置された太陽光発電のパネルをみることは珍しくなく、また、太陽光発電でいかに電気代が節約できたかを自慢げに話す人もしばしば見受けるようになった。
ところが、世界的に浸透しつつある太陽光発電が、今、その心臓部ともいえる光電池部品の不良品により、太陽光発電というビジネスモデル全体が危機に瀕するかもしれないとされている。いま世界最大の太陽光パネルメーカーは中国だが、ある監査結果によればその部品の不良率が13%あるいは22%にも達しているというから深刻だ。過当競争の結果、世界の太陽光発電関連会社はコスト削減のために中国からの組立部品輸入に依存しており、その中国のメーカーの劣悪な品質管理が問題の原因となっているものである。もちろん、中国製造分以外でも同様の問題はあるが、欠陥の比率は中国製が極端に高い。
その結果、発電事業者は低稼働率に悩まされ、個人あてに発電設備を販売している企業は顧客からのクレームに忙殺されることになってしまった。極端な例では、米国カリフォルニア州で25年の寿命とされた太陽光発電設備が稼働からわずか2年で故障し生産に重大な支障が出て莫大な損害が発生したという。
これほど欠陥部品の問題が頻発しているのだが、これまでは部品調達の契約上の守秘義務のために欠陥部品の製造者名を明かすことはできなかったようだ。しかし、今後は、太陽光発電事業の継続のため欠陥部品を作り続ける業者名を公表することが必須となるだろう。
この問題は設置から年月が経つにつれていずれ日本でも発生するものだ。日本製品の風評と言う観点からも日本のメーカーの品質管理の徹底が求められる。
JCPennyのWebsiteで販売されている薬缶のデザインがヒットラーを連想させるとして話題になっている。たしかにそう見えなくもない。たまたま日本で従軍慰安婦問題が騒がしいさなか、こういったものも見る人によっては古傷が痛むように感じるのは理解できる。