スキー場の夏場の活用として200万本以上のゆりが今満開の北海道春香山ゆり園へ。リフトに乗って300メートルの頂上からは晴れ渡った北国の空、咲き誇るゆり、そして遠くにかすむ日本海と、まさに空と陸と海を一度に楽しめる。3年ほど前からこの事業に着手したとのことだが、いまや百合もすっかり根を下ろしているようだ。こうして一面のゆりを見ていると改めて妖艶な花だ。そして咲き終わった後の汚れて朽ち果てていくさまにも鬼気迫るものがある。
このゆり園、名前に「ゆり」とある人と、当日が誕生日の人は入園料が無料になるという。したがって(そんな時間などあるはずもないが)新しい東京都知事は公費を使うことなく入園できることになる。
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