回顧と展望

思いついたことや趣味の写真などを備忘録風に

ヒラリー・クリントン国務長官入院

2012年12月31日 15時31分16秒 | 日記

血栓のためクリントン国務長官が現地時間日曜日にNYの病院に入院した。欧州出張中に腹痛を訴え、その後自宅で眩暈の症状が出て静養していたが、血栓が発見されたということで様子を見るために病院での治療となったものという。有名な政治家の入院が相次いでいるが、クリントン氏は再選後のオバマ政権では国務長官に留任しないことを言明していたことから、国務長官として最後のタイミングで病魔に襲われたと言えよう。後任にはすでにケリー上院議員が指名されており、米国外交上の問題は大きくはないものと思われるが、ベンガジでの米国大使襲撃事件での国務省の対応で議会での証言が予定されていたところであり、国内的にはやはり影響はあるだろう。

夫君のクリントン元大統領夫人としての8年間、その後の上院議員・国務長官としての活躍には目を見張るものがある。ただ、夫の不倫に悩まされ、また自身も健康上の不安を抱えてきただけに、私人としてのヒラリーには同情を禁じ得ないものがある。快癒を願ってやまない。

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季節感

2012年12月30日 13時53分42秒 | 日記

大納会、御用納め、年末帰省ラッシュ、重大ニュースのランキング。こういった報道で一年の終わりを体感できる。こういう報道による盛り上がりがなければ、毎日の生活は退屈なものになっているだろう。かつてはいわゆるハレとケがもっと明確に感じることが出来たが、1980年代のバブル時期以降、1年中ハレのような場所(六本木、渋谷、原宿、秋葉原、丸の内近辺など)が出現して、一年を彩る季節感が希薄になってしまった。しかしながら、20年になろうとする日本経済の停滞から、もはやハレは日本から消え去ってしまったのではないかと思われる。中国や韓国からの領土簒奪の動きに日本の閉塞感はますます募ってきているようだ。2013年は日本の領土がどうなるのか、黒白のつく年になるのではないか。

ところで、財政の崖をめぐるアメリカ議会はデッドラインを現地時間30日午後3時(日本時間31日午前5時)に設定した。あと9時間余りでアメリカ経済は大きなヤマ場を迎える。日本にとっても他人事ではなく、この帰趨が2012年の最後の重大ニュースになりそうだ。

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Fiscal Criff

2012年12月29日 19時19分12秒 | 日記

いわゆる財政の崖で大統領と議会の妥協が進みそうだ。最大の争点である富裕者の定義を年間所得25万ドルを主張する大統領と、これまで100万ドルとすることを主張する議会の間で、40万ドルで妥協しようとしている。40万ドルという境界線は、税率上の手続きからも好都合という事だが、果たして年内に目処がつくのか、当面は目が離せない。この帰趨によって為替・株式市場には大きな影響がある。合意が成立すれば、崖は平坦な高速道路となり、国際市場ではドル高(円安)、株高が一気に進むことになる。

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松井秀喜引退

2012年12月28日 07時23分45秒 | 日記

ある程度予想されていたが、松井秀喜が現役引退を表明した。日米であれほどの名声を勝ち得た、刺激的な野球選手の引退には感慨がある。

かつてNYに駐在していたとき、住んでいるマンションに松井が入居してきて、何度かエレベーターや地下にあったジムであったことがある。TVを通じてみるのとは違い、いささか体を縮こませているような、人見知りするような感じだった。彼の今後の人生を応援したい。

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厳寒

2012年12月26日 19時19分00秒 | 日記

上空の強烈な寒気団のせいで日本海側は記録的な大雪と寒さに襲われている。イギリスは気温こそ低くないもののやはり記録的な大雨。普段は渇水しているテームズ河が氾濫しそうだというから異常気象と言えるだろう。吹雪の夜が過ぎ去った冷え込んだ翌朝、窓ガラス一面に氷の結晶が雲母のようにはりついていた。

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