2時間半というのが長いと感じるかどうか判らないが(新幹線のぞみでの東京―大阪間とほぼ同じ)、いくつかの用件を片付ける過程で思いがけず今日、日帰りでパリに行くことになった。午前7時1分セント・パンクラス駅発のユーロスターに乗って(時差が1時間あるので)10時半にはパリ北駅に到着。後はパリに詳しい知人が案内してくれれた。
ロンドン発パリ行きの直通列車ユーロスターに乗るには、発車1時間前にはロンドンの北に位置するセント・パンクラス駅に着いていなければならない(出入国手続きのため、など)ので、今朝は午前5時過ぎにロンドン南部のウインブルドンの家を出る強行軍となった。帰りは午後7時11分パリ北駅発のユーロスターで、セント・パンクラス駅には午後8時半過ぎに到着した。
昼食は知人の勧めでRue Sait-MartinにあるBenoitで。しかしここの店の雰囲気はもっと親しいひととゆくのに向いているのかもしれない。
駆け足、というよりは全力疾走のような日帰りのパリ行き。家に戻って改めて感じるのは、パリにはロンドンにもニューヨークにもない、壮大な「美」があるということだ。こんな美しい街にたった8時間ほどしか滞在できなかったというのは実に残念・・・