欧州離脱派による虚偽情報を駆使したキャンペーンによって国民投票がゆがめられたのは間違いないが、その後の英国の迷走ぶりには驚かされるものがある。首相の座を狙って閣内での離反を試みることは日本でもよくみられることだが、それが英国において今回ほど露骨に出たことはないと思われる。予想外に首相の座が転がり込んできたテレザ・メイにたいする保守党有力議員の嫉妬ぶりには醜悪なものすら感じられる。もちろん、メイの力量不足によることも大きいのだが。
昨夜は保守議員の離反を何とか食い止めて首相のメンツを保ったものの、その基盤は極めて脆弱だ。国会議事堂前に集まった反離脱派によるデモの風景。
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