人工の建造物に対する印象を述べるのは大変難しい。また、最初に現れた時の評価と、その後時間を経過しての評価が大きく異なることもしばしば起きる。その典型的な例がパリのエッフェル塔だろう。建設当初の毀誉褒貶から、110年経っていまでは人類の歴史上のもっとも有名な建造物のひとつになったのだから。その点、たとえば東京スカイツリー(この名称にはいささか不思議な感じが残って仕方ない。ツリーというとクリスマスツリーをまず連想してしまう自分の問題だろうが)について、商業価値や建築技術についての話が多く、美醜などといった議論があまり聞こえないのは、時代の違いなのだろう。
若洲海浜公園からみたGate Bridge,上空を羽田に着陸寸前の飛行機が数分毎に通過するにぎやかな東京の新風景である。今日のやや強い風を受けて春の日差しにきらめく東京湾の海面がまぶしい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます