“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

勝どきの「やまに」へ行って・・・

2009年11月06日 21時51分28秒 | Weblog
夕方、千ちゃんとご飯を食べに行くことになり、
「どこかいい店ないの?」というので、
勝どきの「やまに」に行ってみることにしました。

勝どきとは、築地から隅田川にかかるあの勝鬨橋を渡った向こう岸の街。
かつては街というよりは、
その先の晴海に通じる東京の港湾の一画という感じの地域でした。

ところが、ここ10年の間に、にょきにょきと続々高層ビルが建ち並び、
ここはニューヨークか新宿の副都心かというほどの変貌を遂げました。
おそらくここ10年で、隣の豊洲とともに、
都内で勝どきほど変わった街は少ないのではないでしょうか。
正直、ここにはまごうことなき21世紀の東京の姿があります。

そんな変貌著しい勝どきにいまも残る居酒屋「やまに」。

若い頃、僕の仲間の間では、この店を「やまに食堂」と呼んでいました。
今にも倒れそうな(ごめんなさい)二階建てのお店でしたが、
毎日至近の築地から届く新鮮な魚と鍋が美味しい、
いかにも東京の下町にありそうな食堂風の居酒屋さん・・・
それがかつての「やまに食堂」でした。

そして、僕が通い出してから30年近く・・・
現在では、高層ビルの地階に場所を移していますが、
今も昔の「やまに食堂」は健在です。

ただ、ここ10年ほど、僕自身の生活そのものが変わったこともあって、
すっかり足が遠のいてしまって・・・

でも、街並みや店の場所は変わっても、
「やまに」の味は変わっていません。
とびきり新鮮な刺身、豊富な焼き物、たらちり鍋にねぎま鍋、
そして、お酒・・・
どれを食べても、何を飲んでも、「やまに」の味は最高です!
一緒に行った千ちゃんも大感激!

「千ちゃん、昔ね、この店の入口には、隠居した大将が、にこにこしながら座って、
江戸弁で客を迎えてくれたんだよ。それがいかにも東京っぽかったんだよね」と言ったら、
僕と同じ東京生まれ、東京育ちの千ちゃんは、
そのへんの機微をものすごくよくわかってくれました。
この点は、似たような原体験を持ち、同じような育ち方をした東京っ子同士という感じで、
そんな共通な意識を持てたことがとっても嬉しかったです。

そこで、娘さんに「おじいちゃんはお元気ですか?」と訊ねたら、
「父は、10年前に亡くなりました」との返答。
う~ん、やっぱり亡くなられていたのか・・・
僕は思わず涙がこみ上げてくるのを感じました。
ふと9年前に亡くした僕の父の想い出と重なったからです。

人間は、亡くなった人のことを考えたりすると、
なぜか、「よーし、頑張らなくちゃ」と思いますよね。
亡くなった人に恥ずかしい姿を見せたくないっていう気持ちなのかな?
そういう意味では、今日もまた一つ、心にオイルを差してもらったような、
良い刺激をもらった夜でした。
このことは、さっそくH先生にメールをしておきました。


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