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中学の同級生・伝兵衛さんは
生粋の神田っ子。
神田松永町で和菓子屋を営む。
一昨年、何十年ぶりかで再会した時、
三本締めについて、
熱く語ってくれた。
「無事におさまりました」と感謝の気持ちを
こめて行うのが本来の姿で、
「よお~」は祝おうという意味、
「ちょん!」で終わらせるのは、
その筋の方のやり方とか、
手締めで丸くおさまったら
その後は拍手はしないとか・・
三本締めで20~30分は語ってくれた。
お客様に一本、出席者に一本、その会に一本と
全てに意味があって、粋ですねぇ
さてさて、お能の舞台では
余韻を楽しむという意味で
拍手をしない。
このスタイルを先代はずっと
守ってきた。
クラッシックのコンサートで
いつ拍手したらいいのか
迷った話もききますね。
昨日のクライネス新年会も
三本締めでお開きとなった。
参加者の健勝とクライネスの発展が
祈念された。
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