スマイルサービス3周年交流会に出席しました。
スマイルサービスはお年寄りや独り暮らしで、手助けを必要としている方(利用会員)を自分のできる事で
何か役に立ちたいと思っている地域の方(協力会員)がサポートするシステムです。(有料)
研修は順天堂大学 スポーツ健康科学部健康学科 松山 毅准教授による「たすけあい活動と地域福祉」と題して
講演がありました。
支援する・支援されるではなく、色々な人が一緒になってどのような人でも暮らしやすい「まち」をつくることが
福祉コミュニティーづくりに繋ぐことであると、地域福祉についてわかりやすくお話し下さいました。
住民参加型在宅福祉サービスは、介護保険でカバーできないゴミ捨て、電球の取り換え、草取りなどを
協力会員がお手伝いするサービスです。
住民参加型在宅福祉サービスの意義は、有償性であることで、無償であることの「気づまり」を解消し、
利用者と提供者の関係が対等で、サービス内容に責任と質が伴い、担い手の確保が容易になることであるとの説明。
有償と言ってもスマイルサービスの利用料はかなり廉価で、1時間利用しても600円ですし、協力会員の作業料は1時間500円、
コーディネーターはボランティアです。
単なる行政の「補完」ではなく、潜在化しがちなニーズを掘り起こし、ニーズ解決をし、住民同士の「つながり」を
生み出している・・まさに先生のおっしゃる通りに発展しているスマイルサービスの平成24年度の作業回数は460回
時間にすると510時間にのぼりました。
現在の利用会員は118名 提供する協力会員は81名 スマイルサービスの事業に賛同し支援して下さる賛助会員が104名。
素晴らしい実績です。
これからは、ほんの少しでも行政の後押しが欲しいところです。
午後の広報広聴委員会では11月1日発行の議会報の校正と意見交換会について審議しました。