佐倉市議会はしおか協美
市政にキョウミ
 



昨日、千葉の青葉の森公園芸術ホールで開催された「2013地域防犯ボランティア県民大会」に、数年ぶりで出席しました。

前回に指定された席は会場の一番後ろで、功労賞として佐倉警察管内の団体、個人が表彰されることもなかったのですが、

今年は佐倉警察署管内からは50名あまりの参加者で、表彰もありました。

これはひとえに佐倉警察や佐倉防犯パトロールネットワークと個々の団体の活動のおかげではないかと思いました。

保護司の大沼えり子さんの基調講演は「熱血DJ保護司の観察日記」~少年少女の支援の現場から~という演題で、

大沼さんが初めて少年院を参観した時から、引受人がいない仮退院者をひきうけるNPO「少年の家Rosy-Bell」を

運営するまでの経験に基づいた内容は子を持つ親として身につまされるものでした。

少年院に入る子どもたちのほとんどは、生まれたときに捨てられたり、虐待を受け、いじめにもあっているので、

人から愛された感覚はなく、この世で必要のない人間だと思っているので、少年院で真面目に更生できても

再犯率が高いという現実を少しでも変えたいという大沼さんの強い思いを感じました。

東北地方にある3つの少年院に向けて、院内放送「カントリーボーイ」をDJ.Rosyとして制作し、各少年院に贈り続けている

ことにも頭が下がります。

我々の防犯活動も声かけは重要で、この声かけも子どもたちへの愛をこめて贈りつづけることが大切だと教えて頂いた講演でした。



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