本日11/2NHK「あさイチ」本田由佳先生が出演です。8:50頃から!
女性が輝く社会づくり、行き過ぎたスリム願望が健康に与える影響について。
佐倉市でも女性の健康づくり講演会『健康美ボディ❤入手講座』を2年連続で開催して下さいました。
8:15~8:35は岡本弁護士のベランダ喫煙による受動喫煙についてです。11月2日(月)NHK総合 8:15~9:54
メインテーマ “スリム願望”にご用心”
https://www.nhk.or.jp/asaichi/2015/11/02/01.html 日本人女性の8人に1人が「やせすぎ」。ある民間団体の調査によると、20~40代女性の中に
は、終戦直後の食事より低いカロリーで生活する人が数多くいることが分かってきました。必要なカロリーを取らず、極端にやせていくと、将来、要介護状態になるリ
スクが高くなることが最近の研究で分かっています。さらに、やせて栄養状態の悪い母親から生まれた子どもは、将来、糖尿病など生活習慣病になるリスクが高まると
いうデータもあります。
昨日のThink Pearl代表難波美智代さん主催の「地球女性からだ会議®2015」で講演された産婦人科医対馬ルリ子先生は、
80年代に女性のヘルスケアシステムはすでに確立され保健省に「女性健康課」が設置された欧米に比べて、
日本は女性の健康支援で30年は遅れていると指摘されました。
パネルディスカッションでも厚生労働省健康局正林健康課長もこの4月から女性の健康についての担当が出来たとのこと。
「多産の頃と比べ現代女性の月経回数が多く、女性ホルモンの影響大」とは、5人子どもを産めば産後を含めて、お腹に赤ちゃんがいる間は
月経がないので100回以上は月経が少ない分、女性ホルモンのup&downの影響が少なくなるということです。
また、女性の寿命は長くなりましたが、健康寿命との差が13年。男性の9年と比べて長く認知症、骨粗しょう症の課題が大きくなっています。
「地球女性からだ会議®2015」主催者、司会者、アワードノミネート者の中にも、子宮頸がん、乳がんサバイバーも多く、がん患者の後輩を作りたくないので
がん検診受診を訴えていたのが印象的でした。難波さん、お世話になりありがとうございました。
佐倉市ではいち早く女性の健康サポートに取り組み、本田先生の講演が実現し、「いつか」ママになる日のために、
妊娠適齢期や卵子の加齢、不妊といった、妊娠にまつわる知識を正しく身につけ、自分のカラダの現状を把握し、
健康なカラダづくりに取り組むことで、将来の選択肢も広がることを啓発しています。
日本では、6組に1組の既婚カップルが不妊に悩んでいると言われ、女性の社会進出が進み、晩婚化や晩産化が加速する中、
1950年代は、24.4歳であった第1子出産の平均年齢が、2011年にはついに30歳を超えました。
身体にとっての妊娠適齢期は20代、30代と言われますが、仕事が楽しくなり、忙しさが増すこの時期、
時間的制約や経済的な理由が重なり、妊娠・出産は『いつか』、『そのうち』と先延ばしに・・・
しかし、『いつか結婚して自然に子どもを持つのが当たり前』という意識では、欲しいと思った時にできないこともあるのです。
引き続き、女性の健康サポートに取り組み、子宮頸がん検診、乳がん検診率の向上に取り組んでまいります。
佐倉市の予約制検診はhttp://www.city.sakura.lg.jp/0000012866.html