
飯能市で議会におけるタブレット端末の活用を視察しました。
環境マネジメントシステム(ISO14001適合)に配慮した取り組みを飯能市議会として何ができるのか?に、始まり、
紙の使用量削減、ゴミ排出量の削減、電気使用量削減を目標にし、 その後平成23年3月に発生した東日本大震災の影響で、
節電、節約の声が大きくなり、 全員協議会にタブレット型端末を導入することが決定。
執行部はすでに、ペーパーレス会議の推進を進めていたのでお互いの問題意識が一致し進んだそうです。
議会内での伝達事項は電話・FAXから「メール」に移行し、事務局職員の事務は電話・FAXと比べものにならないくらい軽減され、
危機管理上でも活用。
タブレット端末導入に係る費用は約346万円。また年間約68000円の費用については、2/3が公費でのこり1/3が政務活動費と
自己負担で対応しており、端末機費用は実質負担額は0円となっています。
タブレット導入効果については、年間10万枚の紙の削減。資料印刷や紙代などで24万円、議事録印刷製本が186万の削減。
環境負荷の軽減、経費節減・事務改善、情報伝達の迅速化、政務調査活動の充実、危機管理対応の充実が挙げられメリット大です。
この先進例を佐倉スタイルにして、佐倉市議会でも一日も早く導入したいと考えます。

ご説明下さった議会改革推進委員長の椙田博之議員、副議長の内田健次議員、大津力議員、議会事務局の皆様はじめ
庁舎玄関にて拍手で熱烈歓迎下さった職員の皆様に心から感謝申し上げます。

庁舎を後にする時も、我々のバスが見えなくなるまで手を振って見送って下さいました。
このおもてなしでこの三年間に170自治体の議会・2000名を超す議員が視察していることに
佐倉市は、見習うことが多くありました。
我々は飯能市内で昼食を取らせて頂き、宿泊を伴う視察は経済効果も上がることは言うまでもありません。