佐倉市議会はしおか協美
市政にキョウミ
 



本日の佐倉市議会は「学童保育」についての意見交換会でした。

議員全員が3班に分かれて、学童保育の施設長さん、運営法人代表者さん、学童保育所指導員さんからご意見を頂きました。

私は、施設長さんのグループで意見を広聴させて頂きました。

指定管理の委託による学童保育になっての課題やメリットについて伺いましたが、それぞれの事業者さんが、保育の安心・安全を基本に

保育コンサルタント、臨床心理士、産業カウンセラー、お寺のお坊さんなどの専門家の活用と専門的知識の習得のための研修会を開催などをしながら、

配慮が必要な子どもや保護者との細やかな対応に当たり就業環境を整えるなどのご苦労について伺いました。

各施設では、子供目線や自主性と自立、公平性を重んじ、様々な保育環境を整え、プロサッカー選手によるサッカー教室やジャグリング体験、

ダンシングチームやサッカーチームの立ち上げ、スポーツ鬼ごっこの導入、障がいを持っている子どもたちとの交流など

事業者さんが持っている特性を生かした保育を実践し「しかるよりほめる保育」「アナログの子育て」を目指している様子がうかがわれました。

地域とのつながりは、学校、社協、自治会、町内会、民生委員、児童センター他と連携し、わんぱく祭りの開催や、

地域のお祭りに参加するなど、地域との結びつきも大切にしています。

課題としては、学童保育園を複数担当する指定管理業者さんは、各学童保育園が統一した保育が出来るように、月1回の常勤者会議、

週1回のケース会議、職員会議をしているものの、隅々まで研修成果や保育方針を行きわたらせるのは大変だと伺いました。

民間の事業者さんからは、指定管理が始まってからはかえって、民間学童保育園も指定管理による学童保育園も補助金等が

平等になりつつあって良いが民間施設では、施設管理にまでお金が回らないので厳しいとのこと。

意見交換の最後には、他の学童保育園の事業内容や同じく持つ悩みを聞くことにより、大変参考になったので、いづれ協議会などを

立ち上げて研修会や意見交換会が出来たらと、未来を見据えたご意見をいただきました。

出席者の皆さまが、子どもたちのことを話すときは必ず笑顔でいらしたので、心底子どもたちが好きで、なんとか子どもたちの良き居場所づくりを

したいという意気込みを感じました。本日いただいたご意見は、今後の学童保育環境向上に役立てていきます。

 



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