11月議会最終日、以下賛成討論をし議案に賛成しましたが、
コミセン、サポートセンター、草ぶえの丘、飯野台観光振興施設(サンセットヒルズ)の指定管理の指定は否決されました。
草ぶえの丘は、日比谷花壇系列のアメニス・プラネット共同事業体が指定管理し、専門知識とノウハウを生かし、
創意工夫で価値を創出していました。
バラ園との連携もよく取れていました。そもそもバラ園は、年間のべ3000名を超すボランティアさんが手弁当で
バラの手入れをして下さっているからこそ、現在の素晴らしいバラ園が維持管理できています。
議席11番、橋岡協美です。会派のぞみを代表して、以下を申し添え賛成討論いたします。
議案第2号平成27年度佐倉市一般会計補正予算の広報さくら通年業務に対する債務負担行為補正4610万8千円については、
新聞折り込みによる配布世帯が、54,650世帯、郵送によるものが1870世帯となっています。市民の生命と財産を守る
貴重な市の情報を市民に確実に届けるために、新聞購読率の低下の現状を踏まえ、マイ広報紙、まちいろの周知とあわせて、
全戸配布も視野に入れ様々な研究・検討をすすめて下さい。
精神障害福祉事業の扶助費増額補正については、精神障害者の2か月以上の入院に対して2分の1の医療費を助成する
佐倉市独自の事業であり周知に努めた結果、対象者が増加し家族の社会参加が進んだ事は評価するところであります。
今後は、他の障害と同様に交通費の助成についても施策をすすめて下さい。
民間保育園等施設整備助成事業3127万5千円の増額補正、待機児童解消のための国の施策による土地借料加算については、
一度限りの助成事業でありますが、事業者の経営を盤石にするためには有効であると考えます。今後は、保育士不足に対する
施策を引き続き進め、来年度での待機児童ゼロを達成し、潜在的な待機児童の保護者の希望も叶えることができるように
努めて下さい。
教育振興費 小中学校就学援助事業の増額補正については、厳しい経済情勢の中、当初見積もりより小学校で75名増で683名、
中学校で27名増で387名に対する就学援助事業となりました。周知に努めたことによる増加でもあることから、
今後も引き続き周知ときめ細やかな配慮に努めて下さい。
議案第16号佐倉市営自転車駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定については、
拡張するユーカリが丘駅上座跨線橋下自転車駐車場の国道296号線から新しくできた大型商業施設に抜ける道に面し、
車両がUターンする道路もあることから、継続して安全対策に努めて下さい。
議案第19号から第25号の指定管理者指定に関する議案
市民公益活動サポートセンターについては、公募した団体が1件だったこともあり、その中で佐倉市の明確なビジョンがみえず
審議するための十分かつ修正した資料がが無く委員会で反対せざるをえませんでした。
指定管理者制度による市の第一の目標である、民間事業者やその他の団体の持つノウハウや創意工夫が活かされるか、
既存施設を徹底的に活用し、価値を創出することが出来るかについて佐倉市指定管理者審査委員会の答申内容を審議しました。
指定管理から直営に戻し、民間事業者やその他の団体の持つ専門性や費用対効果を上げることができるか、甚だ疑問です。
直営に戻すことにより、職員不足が時間外勤務の増加とコスト増につながりかねません。
更には、先の議会で賛成した債務負担行為の予算と当該公の施設を市直営から指定管理とするための「設置及び管理に関する
条例」の変更議案と矛盾し整合性が保たれなくなることから、議案に賛成しました。
以上、討論といたします。