佐倉市議会はしおか協美
市政にキョウミ
 



課題解決するための図書館について議会で質問してまいりましたが、

「(仮称)佐倉図書館等新町活性化複合施設基本構想・基本計画」の策定について

整備に向けて、基本構想・基本計画を策定されました。

http://www.city.sakura.lg.jp/cmsfiles/contents/0000018/18557/kihonkeikaku.pdf

市のHPは http://www.city.sakura.lg.jp/0000018557.html

以前、大和市が複合施設シリウスをオープンするまでについて、ブログに書きましたが、

設計者、施設運営を担う指定管理者「やまとみらい」のそれぞれの立場からの経過は、

「複合施設のつくりかた」の舞台裏で、指定管理者が6社共同体であり

それぞれが、その分野での専門家集団が運営

設計: 山口健児株式会社佐藤総合計画

指定管理者やまとみらいを構成する6社

図書館: 株式会社図書館流通センター

ホール: サントリーパブリシティサービス株式会社

生涯学習: 株式会社小学館集英社プロダクション

保育: 株式会社明日香

屋内遊技場遊具こどもの国: 株式会社ボーネルンド

建物管理: 横浜ビルシステム株式会社

大和市シリウスの指定管理はプロポーザルで、図書館設置目的である“心に響く 心が躍る 心をつなぐ”場所を実践するために

「融合」を軸にしたものの、中々具体的に進まなかったご苦労もあったようです。

22か月間で6社集まって話し合いを重ね、以下を形にしました。

融合 見え方の工夫として、館内スタッフの制服を統一

   全体研修では、考え方の共有

   指定管理共同体やまとみらいチームで、地元のお祭り阿波踊りに参加

   図書館で地域課題を解決する→指定管理者の融合課題も解決

   工事後半から指定管理者と打ち合わせ

ルールよりマナーを重視し (禁止事項の張り紙ばかりに疑問)

 

   飲み物持ち込み自由、ゴミ箱は1階の店舗スターバックカフェのみだが、ゴミのポイ捨てなし(みんな持ち帰る)

   自習ok 人の迷惑にならないていどの写真撮影ok→若い世代にTwitterで広まる

   一時預かり保育は、 コンサート 、図書館で勉強するかたが4時間を限度に有料で預かる

   色んな顔の図書館は、 飽きない

   中高生の居場所の提供

 

フロアコンセプト

   大和子どもの国の中に図書館と遊び場がある

   遊び場へ行く親子が図書館を通る→本に興味

 

   エントランスホールのホワイエを図書館に→ホール公演に向かう人が図書館を通る

   1階エントランスホールの本は、女性向けの本(料理・旅行)→女性が来館すれば男性も来館する

   1階エントランスホール正面に大きな鏡→不審者対応(自分の姿を見ると悪いことがしにくい)

   6階に生涯学習センター

   2階市民交流 ラウンジ有料→電源が使える

健康都市図書館

  文化は社会的健康を支えるには重要

  健康テラス市の所管と外部は市立病院スタッフによる講演

  健康度見える化コーナー

   介護ロボットの啓発(ロボット特区)

 

図書館で解決する課題は何か?

佐倉市の図書館は直営ですが、この大和市の例をみてもハード以上にソフトが大切です。

市民が求めているものは何かをしっかりと見極めてこれからも活動して参ります。

 


 



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