本日は、企画政策部、総務部、税務部、市民部、資産管理経営室、契約検査室他の予算審査特別委員会が開かれました。
市税収入は、238億5,693万2,000円を計上。前年度比0.6パーセント、金額にして1億4,575万2,000円の減です。
これは、個人市民税は微増となるものの、法人市民税が減の見込みとなったこと、また、固定資産税について評価替えの影響から
減額を見込んだことなどによるものです。
地方交付税など国県からの各種交付金については、前年度比約15億7千万円の増を見込んでいる。
普通交付税が錯誤措置分の減額から通常ベースに回復することを見込み13億1,000万円の増と
なることが主な要因です。
佐倉市の財政調整基金は2月末現在で約57億円、H30年度予算に30億円をくりだすので27億円。
ここに、H29年度の余剰金の2分の1を積み増すことになります。
普通交付税が錯誤措置分が減額となった昨年度は、単年度収支が赤字となりましたが、H30年度からは通常に戻る見通しです。
いずれにしましても、限られた財源の中、増大する民生費を踏まえ、新たな財源を生み出す手立てを今から考えなければいけません。
一般質問では、耐震補強改修が完了した庁舎の建物寿命としては、残り17年ほどになると考え、
残された期間を考えると建て替えの検討を始める時期として決して早すぎないタイミングあると提起しました。
官民連携での公共施設整備・・都内ではマンションと区役所が複合化されていますし、行政単体の公共施設は限界があります。
ユーカリが丘出張所は駅併設からスカイプラザ商業施設3階へ来年11月に移設します。
駅併設時と同じく山万株式会社から無償貸与され、共益費のみ負担します。工事予算は約5030万円。
広さは現在の2倍になります。
子育て包括支援センターが隣に設置され、こちらは賃料を払いますが、共益費は無しです。
H30年度のまちづくり協議会については、14のまちづくり協議会から116事業の申請に対して26事業が補助対象外となっている点について
まちづくり協議会の方々が納得できるか否かについて質問しました。
少子高齢化で自治会、自主防災、防犯、について担い手不足が課題です。小学校単位のまちづくり協議会の横連携で
防災、防犯を担っていく、避難所運営を担う連携組織になると考えます。
佐倉市内でも地域が抱える課題は様々ですので、地域が考える課題解決に沿った運用になることが望ましいと考えます。
地域のために汗を流してまちづくりをして下さっている市民の方々が、気持ちよく活動できるような環境づくりをし、
活動をして下さっている市民の方々が、情熱を持ち続けることができように支援をする施策にしなければなりません。
マンホールトイレについては、H30年度4か所の避難所に設置され、近隣住民への周知は避難訓練等で行っていくと答弁がありました。
明日は、福祉部、健康子ども部、教育委員会所管の予算について審議します。
写真は、先日訪れた道の駅保田小学校の直売所。
お仏壇はストックとスターチスで春爛漫になりました。