M6。M7よりは小ぶりだが、それでも立派な大きさの散開星団。さそり座の尻尾のそばにある。ちょう星団(butterfly cluster)と呼ばれているのだそうだが、そういわれるとそんな感じにも見える。どうだろう。
最後の晩にやっと星空が広がった。重い天体望遠鏡をかついでいった甲斐があった。満月に近い月が出ていたので、あまり条件はよくなかったが、それでもいくつかの散開星団を観望できた。まずはM7。さそり座の尻尾のそばにある大きな散開星団。M6に比べてM7は1億歳くらい古いのだそうで、その色合いもM6が青白っぽい色に対してM7は金色に近い色をしているのだという。