少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

最善の道

2005-10-17 23:18:08 | 哲学
人はいつも最善の道を選びたいと願っている。

では、どうやれば最善の道を知ることが出来るのか。

それは、失敗するしかないと思う。最善を通り過ぎて失敗することによってのみ最善の選択は認知されうる。

しかし、その時すでにその道は選択されずに行き過ぎてしまっている。だから最善の道を選ぶことは実際的にはできない。

もし、最善のギリギリ手前でとめることが出来れば、それが一番いいのだろうけど、それを知る術はない。通り過ぎて初めてそれは分かるのだから。

それはプログラムが終わるかどうかは終わってみないと分からないといったチューリングに定理に良く似ている気がする。多分、あのチューリングマシンというのはそういうことを言っているに違いない。違うかな?