少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

PRESTO1600攻略に向けて

2006-09-18 21:26:35 | 写真
高感度のSUPER PRESTO 1600で写真を撮るとすごくコントラストの高いネガができてしまう。まあ、実際に光の当たるところと当たらないところの明るさの違いが大きいのだからしかたがないのだけど。

もうちょっとダークの階調がだせるようにならないかなあと思う。どうすればいいのだろう。

とりあえずは多めに露光して、現像をあっさりすること。そうすればダークの部分の階調があがり、ハイライトのとびも防げるはず。

あまり感度を下げると折角の高感度が生かせない。EI=800くらいはがんばりたいところだ。

現像時間調整

2006-09-18 21:17:48 | 写真
昨日とったサッカーの写真を現像した。ピーカンの晴れではなかったので、少し長めの現像時間にした。A液=3分45秒、B液=4分30秒。結果は強烈にオーバー現像。全くダメ。

現像温度を24度にしていることもあり、現像時間の15秒あるいは30秒くらいの違いが大きくネガ濃度を変える。少し控えめに露出した方が良さそうだ。

露出にいて

2006-09-18 11:23:37 | 写真
完璧なネガというのは写真家にとってとってもおもしろくありまたやっかりなものである。もし露出と現像処理が”通常の”手順によって行われたとすると、出来上がったネガも正しいものになると思うかもしれない。そういうネガは多くの情報を持っているかもしれないけれど、そのイメージの持つ正しい解釈をするにはまだ十分とは言えないかも知れないのである。要するに、”普通の”露出や”普通の”現像という言葉には、あまりに多くの誤差が入り込む余地があるのである。

もし完璧なネガというものが存在するとすれば、それは表現豊かなプリントを可視化するための露出と現像の微妙な組み合わせによって成し遂げられる。美しさや感動というのは、単なる数字の組み合わせによってもたらされるものではないから、それぞれについてどのように評価をくだし、また使われている材料との関係において理解しなければいけないのある。そうした理解によってネガが正しく作られたとしても、正しい印画紙の選択や現像液との組み合わせが不可欠なのである。そうした注意が払われない時、満足なプリントは決して得られないのである。

Ansel Adams:" The Negative," p.29 Exposure より