最近スケッチをしていてつくづく思うことは、人の知覚のいい加減さだ。ビルが遠くに行くにつれて小さく見えるとき、まあこっちの端の2割減くらいかと思って、念のために鉛筆で長さを測ってみると、なんと反対の端の30%くらいしかないこともある。(3割減ではない6割減だ。念のため)ぱっと見た感じは、そんなに違わないのだけれど、実際はそうではない。でも、鉛筆物差しを信じてスケッチを進めると、極端だと思った端の比率が、だんだんリアルな感じの絵になってくるから不思議だ。
我々は眼で見、耳で聞き、周りの世の中はこんなもんだと思っている。が、スケッチ一つとってもこれだけ人の知覚がいい加減だということは、周りの世界の実態は、我々の思っている世界とは相当違っていると思った方が良さそうだ。それも相当違っている。びっくりするくらい。
そう思って周りを見回してみたい。頼りになるのは物差しだけ。長さの物差しもあれば、時間の物差しもある。もう一回よおく見てみよう。何か違ってくるに違いない。間違いなく。
我々は眼で見、耳で聞き、周りの世の中はこんなもんだと思っている。が、スケッチ一つとってもこれだけ人の知覚がいい加減だということは、周りの世界の実態は、我々の思っている世界とは相当違っていると思った方が良さそうだ。それも相当違っている。びっくりするくらい。
そう思って周りを見回してみたい。頼りになるのは物差しだけ。長さの物差しもあれば、時間の物差しもある。もう一回よおく見てみよう。何か違ってくるに違いない。間違いなく。