軽井沢

子供が運動会の代休だったので、一泊で軽井沢に行ってきました。
天気が今ひとつで浅間山を拝むことはできませんでした。ハッセルにつけたクローズアップレンズで何枚かの植物を取りました。少し露出計の使い方に気をつけて見ましたが、なかなか難しいですね。
現像が上がってくるのを楽しみにしたいと思います。

コスモス

まだ暑い日が続きますが、周りにはコスモスを見かけるようになりました。私は濃い赤紫の花が好きです。夕方の風が止んだ時に撮りたいなと思います。ベルベットのように深みのある花、とても良いですね。もちろんこれはモノクロという訳にはいきません。やっぱりベルビアでしょうね。

露出計の角度依存性

ゴッセンの露出計の入射角度は約２５度とありました。このくらい角度があるとかなり近いところの被写体では露出を計る場所の選択はできますが、ちょっと離れるとなんだか訳が分からなくなってしまいますね。それでも、露出計を向ける場所については、どこを計るか意識するのが大切なんでしょうね。

露出について

ハッセルを買ってから露出を自分で決めなければならなくなり、ゴッセンの露出計を買いました。これでばっちりOKと思ったのですが、案外露出計というのは、計る場所や向きで結構値が変わることに気がつきました。クラッセでは±０．５EVくらいの露出補正をやっていたのに、露出計で計るとそのくらいの露出はいくらでも変わってしまいます。

勿論入射光と反射光の測定の違いは分かっているつもりですが、それにしても測定値がばらつきます。なんとか安定して露出が計れるようになりたいものです。

ハッセルブラッドマニュアルによると、ネガカラーやモノクロでは、シャドウ部の階調がしっかりでるように全く黒ではないシャドウ部の露出にあわせ、ポジではハイライト部に露出をあわせるように書いてありました。そういえば、今露出計を使う時、どの部分を撮るかということをあまりしっかり考えずに計測していたように思います。露出を計る時から何を撮るかをちゃんと考えなくてはいけないのですね。

セピア調色

出来上がったモノクロプリントをセピア色に調色してみました。ハンザセピア調色という薬品をヨドバシで買ってきました。１４０円ほどでとても安いです。
使い方はとても簡単で、まず漂白液用の薬品２つを６００ｃｃの水に溶かし、再現像剤を別の６００ｃｃの水に溶かします。

モノクロプリントを水に浸してから約５分間漂白液に浸して、黒い色を抜きます。５分くらいで、ほとんど黒っぽいところはなくなり薄い茶色ののような色になりました。それから１０分ほど水洗いした後、再現像液に１分つけます。あっという間にセピア色に染まります。あと２０分程度水洗いすれば出来上がり。キャビネ４０枚程度処理可能とありましたが、今日６切りを１０枚以上現像したので、液は捨てました。

色合いは、とてもいい感じに仕上がりました。やや全体に明るい方向にシフトしたような感じです。あまり明るいプリントだとハイライト部分が飛んでしまうかもしれません。

銀座で飲み会があった帰り、路上に止めてあった古いポルシェの写真がセピア色になってものすごくいい感じになりました。これはパネルにすることにいたしましょう。

運動会の写真

こっちの３５ｍｍフィルムは、やや長めの時間で現像した結果、濃い目の良いネガに上がったと思っていました。焼付けもとてもやりやすく、２号から１．５号くらいのフィルターでいい感じに焼けました。ネガの濃度の加減がわかったような気がします。今までの感覚より少し濃い目くらいがいいようですね。

今、フィルム現像液は原液で繰り返し使っているのですが、調子を整えるためには使い捨てが良いかもしれません。

増感失敗

AGFAのISO400のフィルムを２段増感して撮ってみました。現像時間は普通４分程度のところを７分以上にしたのですが、結果は全然だめでした。このフィルムではあまり増感はできないようです。増感は、一段くらいがいいところなのでしょうかねえ。それともこのフィルムの特性なのでしょうか。

運動会

今日は子供の運動会でした。ハッセルとクラッセはどちらも大車輪で活躍しました。ハッセルのファインダーを子供に見せると、間違いなく目を輝かせて喜びます。これを餌にして写真を撮るという作戦でいい写真をたくさん撮りました。一時は子供（よその）が群がって交通整理をしたほどです。ハッセルの神通力はこんなところでも発揮されました。

家に帰ってクラッセに入れたフィルムを現像しました。明日は焼付け、楽しみです。

写真のパネル

ヨドバシで上がってきた６つ切り写真２枚をフレームにいれました。１枚は周りが黒いマットフレーム、もう一枚はスチロールのパネルにノリがついているものです。パネルは初めて使ってみましたが、なかなかいい感じに仕上がりました。

写真はパネルにして完成です。大切な写真はちゃんと仕上げたいですね。一枚の写真は、もうすぐ会社を退職される方へのプレゼントです。喜んでもらえるといいのですが。

The Hasｓelblad Manual

アマゾンのマーケットプレイスで見つけた本が、今日送られてきました。ハッセルの使い方がいろいろ書いてある本です。正規代理店から買うと１５０００円くらいする本が、１５００円ほどで手に入りました。少し版が古いのと多少の書き込みがありますが、実用上全く問題ないレベルです。英語なのでサーと見るというわけにはいきませんが、ぼちぼち読んでみるつもりです。