ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

渡良瀬遊水地なう 〔初冬〕

2014-11-18 07:27:23 | 地域活動・つながり
立冬の中候を迎えた数日前から、この地の名物「赤城おろし」が吹き始めた。
そんな冷風が吹く14日、陽射しが十分にあったので渡良瀬遊水地を訪ねた。
堤防上から見るヨシ原は、秋には白かったヨシの穂が 枯れ色になっていた。
そして 風に倒されたかのように、穂先を風下の 東南方向に向け揺れている。
車を進めた遊水地内の北エントランス周辺では、一部の落葉樹が紅葉してい
たものの、多くの草木は枯葉になったり 葉を落として裸枝になっていた。

駐車場から歩いて谷中湖に出ると、湖面は冷風に波を立て 寒々しく見えた。
北ブロックの湖上では、帆に西風を受けたウインドサーフィンが疾走していた。
風の具合を見て集まってきたらしく、かなり多くの艇が 湖上を賑わしていた。
北橋から浮島のある湖面を見たら、数は少ないが冬鳥の群れが休んでいた。
少数の「マガモ」の群れが、木立を西側にして 風を避けるように漂っていた。
この時期としては鳥の種類も数も少なく、渡りがまだ始まったばかりのようだ。
ラムサール条約登録地としては、ちょっと寂しい状態で今後が心配でもある。

中の島から下宮橋に向かうと、対岸の湖畔に 多くの人たちが集まっている。
JR東日本が主催する「健康マラソン」で、相当な数の参加者や応援者がいる。
その人ごみに分け入って、湖畔をまわって車に戻ると昼の時間になっていた。
車で「道の駅」に移動し、好物の天ぷら蕎麦を食べて今日の日程を終わった。
日程を終わって帰国した安倍首相が、今日にも衆議院解散を表明するだろう。
『遊水地は越冬の渡り鳥、永田町は師走選挙で閑古鳥』と、ひげ爺の独り言。
渡り鳥は発った所に帰るが、政党を変えて立った渡り鳥候補は 帰れるの?。
コメント
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