「ゆーきや、
こんこん。
あられやこんこん。
ふっても、
ふっても~~♪」
童謡から思い浮かぶ光景。
それは子供のころに満喫した、
わがふるさとの姿である。
冬になると、
よく雪は降り積もった。
ちょっと冷えたかなと思えば、
チラチラ白いものが降り出す。
こな雪、
ぼたん雪、
あられ……冬の光景は白く彩られた。
楽しくて家を飛び出し駆け回った。
手を突き出すと、
雪は手のひらに舞い降りる。
あっという間に解けた。
降り続けると、
手のひらに白く積もった。
夜にしんしんと降り出せば、
翌朝はあたり一面真っ白の銀世界である。
なぜか胸が感激でときめいた。
雪だるまつくりをを競いあう。
手製の竹スキーで滑る。
そして雪を手で丸めて、
楽しい雪合戦だ。
ほっぺたを真っ赤にして、
はしゃぐ子供たちのなかに、
わたしはいた。
もうあの情景の再現は難しい。
雪が降らなくなった。
暖冬というより、
温暖化なのだろう。
あの光景を、
さとの子らにも見せたいなあ。
こんこん。
あられやこんこん。
ふっても、
ふっても~~♪」
童謡から思い浮かぶ光景。
それは子供のころに満喫した、
わがふるさとの姿である。
冬になると、
よく雪は降り積もった。
ちょっと冷えたかなと思えば、
チラチラ白いものが降り出す。
こな雪、
ぼたん雪、
あられ……冬の光景は白く彩られた。
楽しくて家を飛び出し駆け回った。
手を突き出すと、
雪は手のひらに舞い降りる。
あっという間に解けた。
降り続けると、
手のひらに白く積もった。
夜にしんしんと降り出せば、
翌朝はあたり一面真っ白の銀世界である。
なぜか胸が感激でときめいた。
雪だるまつくりをを競いあう。
手製の竹スキーで滑る。
そして雪を手で丸めて、
楽しい雪合戦だ。
ほっぺたを真っ赤にして、
はしゃぐ子供たちのなかに、
わたしはいた。
もうあの情景の再現は難しい。
雪が降らなくなった。
暖冬というより、
温暖化なのだろう。
あの光景を、
さとの子らにも見せたいなあ。