こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

父の日だぞ!

2016年06月19日 00時24分18秒 | 文芸
父の日が来る。

今までさほど思い出のない日である。

母の日には賑やかに祝う子供らも、父の日は形だけ、それも裏側で妻が仕切っているのだ。

よくできた妻の自慢はさておいて、父親の悲哀を感じてしまう。

ところが、今年は勝手が違う。

「父の日だから、帰って来るってよ」

妻にメールが来たらしい。

長女からだ。

この春に初孫を出産、直後に胆のう炎で胆のう摘出手術と、父親をハラハラ、ヤキモキさせっぱなしの娘なのだ。

その娘のメールは、「父の日だから、お祝いに帰る。赤ちゃんもつれていくから、お父さんにご馳走作っといてって頼んどいて」だった。

それはないだろう。

父の日に娘がご馳走してくれるなら当然だが、父親が娘にご馳走を作って迎える。

そりゃおかしい!なんて言わない。

娘が帰って来る。

初孫が一緒だ。

それだけで、「ワオーッ!」である。




 さっそく買い物に出かけた。

娘のパートナーも一緒だというから、メニューを考えるのは大変だ。

胆のう炎の手術をした娘に油モノは禁物だが、婿さんは建築業、淡白なメニューじゃ物足りないだろう。

とにかく食材をみつくろってからだ。

イオンタウンの土曜日は混雑している。

しかし目玉の安売りがある。

レタス98円、ほうれん草、小松菜98円、キャベツは値引き品で100円……野菜はそろった。

あとはメインを魚にするか、肉にするか……またまたひと思案だ。

きょうはかなり暑い日だ。

こりゃ暑さも考慮してメニューを考えなきゃあなあ。贅沢な悩み、これも父の日のおかげだと考えれば、父の日も満更じゃない。

さあ、腕を振るうぞ!








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