こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

にわか雨

2016年08月28日 01時17分32秒 | 文芸
26日。3日ぶりに地元イオンへ。
別にこれという買い物はなかったものの、しばらく暑い日が続いていたので、ちょっと涼みにと出かけた。
知人とも出会い、有意義な1日になったのだが……?
外に出ると、ムアーッと暖かい風。これはいつもと同じだったが、あたりがやけにうす暗い。まだ4時である。空を仰ぐと、どんよりしている。もしかしたら、雨かなと思ったが、半月以上の間、雨らしい雨が降っていない。雨かなと思わせる空模様は何度かあったものの、結局雨は降りもしなかった。
今日もその口かと家路についた。歩け歩けである。
曇っていると、かなり涼しい。午前中の暑さが嘘みたいに感じる。俄然テンポよく足が出る。
ちょうど半分ぐらいの距離を歩いた時だった。「?」ポツッと顔に水の粒が!雨だ。足の回転数を速めた。急がなければと焦る。
しかし、一粒が2粒に……どんどん増えていった。サァーッと雨になった。すぐにザァーッと激しくなった。もうどうしようもない。雨宿りをしたくても、田んぼの中を走る農道の周囲に人家など見当たらない。とにかく歩くしかない。結局ずぶぬれ状態になってしまった。不思議なことに少しも不快感はなかった。むしろ爽快感に包まれたのである。半月以上の雨なしで乾ききっていたせいだろう。
小学生のころにわか雨にあっても、「ピチピチチャプチャプ、ランラン♪」とウキウキした思い出が蘇るる。傘を持っていても、わざとぬれて帰り、お母ちゃんに呆れられ、そして小言を食らったが、楽しい気分は最高だった。
、帰宅すると、玄関でぬれた服を脱ぎ捨ててハダカ同然で風呂場へ。今どきは便利だ。すこしあったかめのシャワーを浴びて人心地がついた。そういえば、子供のころはどうしたんだろう?風呂もシャワーも間に合わなかった時代。素っ裸にされて、ぬれた頭を手ぬぐいでゴシゴシ……ん~!あれ気持ちよかったなあ。(笑い)
大人になると、酸性雨や放射能雨と姦しい世の中になってしまった。にわか雨を楽しむなんて滅相もなくなってしまった。
いまの雨は、なにを含むのだろうか。PM2.5かな。
どちらにしても、自然と戯れて楽しむ時代で亡くなったことだけは確かだ。
コメント
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