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難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

「権利擁護の要約筆記をめざして」 講義録

2006年10月04日 12時55分33秒 | 要約筆記事業

講義録表紙全難聴が8月5日、6日に行った要約筆記事業の研修の報告書が本日より頒布が始まった。
http://www.zennancho.or.jp/distribution/book.html

これは、障害者自立支援法で要約筆記者の派遣が法定事業化されたことから、その法定化された内容、背景、要約筆記奉仕員から要約筆記者事業になった意味、人権擁護とはなど、要約筆記事業の委員を中心に講義されたものをまとめた。
厚生労働省の説明、全難聴理事長の講義、委員の三宅初穂氏、下出隆史氏、谷口真由美氏の講義の講義は大好評だった。上記に加え高岡芳江氏も加わったパネルディスカッション、質疑応答など盛りだくさんの内容だ。

多くの利用者、要約筆記関係者はもちろんのこと、行政の方にもぜひ読んでいただきたい。

ラビット 記
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講義内容平成18年度全難聴要約筆記研修
「権利擁護の要約筆記をめざして」 講義録
 規格 A5版 113ページ
 頒布価格  1,000円(送料無料) (重量150g)

  *** 目  次 ***
第1講 障害者自立支援法の概要  
第2講 権利擁護の要約筆記を目指して
第3講 要約筆記事業の転換にむけて   
第4講 聴覚障害者の人権・要約筆記者の人権
第5講 通訳課程カリキュラムについて
第6講 要約筆記観の変遷と通訳としての要約筆記
第7講 パネルディスカッション「今後の要約筆記者養成の課題」
質問用紙から(Q&A)