難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

要約筆記者派遣事業は何を求めているのか

2006年10月31日 00時21分09秒 | 要約筆記事業
061029_1436~001.jpg10月1日から地域生活支援事業で要約筆記者派遣事業が始まった。
滋賀県では全市町村で要約筆記者派遣事業が実施されている。滋賀県聴覚障害者情報提供センターと市町村が要約筆記者派遣事業の契約をしているところがほとんどだ。しかも無料で実施されている。
まだ一ヶ月だが、派遣事業を初めて始めた市町村から、県の派遣を一回も利用したことのない難聴者などから派遣の依頼が増えているとのことだ。

ニーズは隠れていたのだ。きちんと分かる要約筆記者が派遣されるなら、リピーターも初めて利用する人も増えるだろう。

滋賀県では、登録されているのは要約筆記奉仕員だが要約筆記者として派遣されているのだ。

制度はスタートしたばかりだが、全国の実情を調べる必要がある。

ラビット 記