難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

難聴者人口1940万人の内訳

2010年08月11日 08時34分42秒 | PHSから
残暑が続く。

総合福祉法部会で、障害者の実態調査をすることになった。
難聴者については、補聴器を装用しているが効果のない人を対象にするとか?何のために調査かわからない。

障害者手帳を持っていない聞こえに不自由を感じる人、周囲が聞こえに不自然さを感じる人を調査すべきだろう。
難聴を自覚していない人が900万人もいる。

難聴は本人が自覚できない障害で、関係性の障害でもある。
このことに着目した障害の実相を明らかにして欲しい。


ラビット 記
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【質問】
下記の「補聴器供給システムの在り方の関する研究」
年次報告書の数字の読み方です。

1.自覚のない難聴者 7.2% 9,070千人
2.自覚がある難聴者 4.5% 5,690千人
3.ほとんど使用しない
  補聴器所有者     1.0%  1,290千人
4.常時又は随時使用
  の補聴器所有者     2.7% 3,390千人

1から4まで足すと、19,440千人となるのですが、
1,2と3,4は独立した内容の分類なので、1から4まで
合計することはできず、難聴者の数は1と2の
合計14,760千人と読んだのですが、どうでしょうか?

【説明】
1と2は補聴器を使用していないカテゴリー。
 これは難聴を自覚していない層1と自覚している層2に分かれます。
3は時々補聴器を使用するカテゴリー
4はいつもないしほぼ日常的に補聴器を装用しているカテゴリー
ですので、合計することができます。