難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

やっぱり人工内耳の故障。 就労の合理的配慮。

2010年08月14日 18時59分47秒 | 就労
先週から、聞こえたり聞こえなかったりしていた。
たまたまメーカーに行ったので見てもらうと錆びているとのことだった。

やはり汗とかで電気の流れる回路の接点が錆びて、接触が悪いのだろう。

修理は病院経由だ。また会社を休まなくてはならない。

厚生労働省で、障害者の就労の合理的配慮について検討されていたが、難聴者や人工内耳装用者が補聴器や人工内耳の管理に必要な休暇や早退等は有休とは別に確保して欲しい。
ただでさえまた休むのかと言われるし、健康的で安全な就労管理の一環だ。

◯労働・雇用分野における障害者権利条約への対応の在り方に関する研究会(第11回)議事次第
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/04/s0414-6.html

◯09/01/14 第8回労働・雇用分野における障害者権利条約への対応に関する研究会議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/01/txt/s0114-3.txt


ラビット 記

※稲の開花。

難聴者の聞こえない音 スポーツ選手の名前

2010年08月14日 16時03分39秒 | PHSから
難聴者は人の名前をよく間違える。

スポーツ選手の名前で最近読み方が分かった人もいる。
巨人の長野選手。
ナガノと思っていたらスポーツ新聞にチョウノとあってびっくりした。

昨夜のテレビに連続出場イニングの記録を持つ阪神の金本選手が出ていた。
カナモトと思っていたらユニフォームにKANEMOTO、カネモトとあってびっくりした。

日本人プロテニス選手の錦織圭選手は。ニシコリ・ケイと読む。

大相撲の力士も朝青龍もアサセイリュウではなく、アサショウリュウ。

みんなが知っているのに自分だけ知らないと恥ずかしい。バカにされるし悔しい。人は言葉を聞いて覚えるものだと言うことをその都度痛感する。

ラビット 記

※今日のお昼は味噌カツとお茶漬けだ。

●信大病院が国内初 最新の人工内耳手術へ

2010年08月14日 12時21分24秒 | 人工内耳
ハイブリッド人工内耳が国内で試験され、保険適用まで進んでいることが明らかにされた。
患者自身からのレポートを期待したい。


人工内耳に関わるヒアリングセンターは医療関係者、医師が中心になって作られている。

これに対して、全難聴の提唱するヒアリングセンターは聴覚補償に関わる支援を行うこと、就労、福祉、教育など多方面に関わる支援センターを目指している。

この実現の可能性は総合福祉法や障害者基本法の制定の中で展望が出てくる。

ラビット 記


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
●信大病院が国内初 最新の人工内耳手術へ - ニュース
8月12日(木)のニュース. 信大病院が国内初
最新の人工内耳手術へ...
http://www.nbs-tv.co.jp/news/2010/08/12/post-63.php

投稿者(注)動画の音声に字幕がありません。映像にテロップがあるだけです。

---------------------------
人工内耳挿入術の自己負担軽減 信大病院「高度医療」承認 8月13日(金)

 信大病院(松本市)は12日、高音部だけ聞き取れない難聴の人に施す「残存聴力活用型人工内耳挿入術」が、保険診療と併用できる「高度医療」に承認されたと発表した。手術は同病院が国内で初めて実施。今回、人工内耳のメーカー提供もあって、保険適用外費用約310万円が7万8600円に引き下げられるほか、70万~80万円の医療費についても保険が適用される(以下、略)。
http://www.shinmai.co.jp/news/20100813/KT100812FTI090019000022.htm


人工内耳とスポーツの禁忌について

2010年08月14日 04時29分15秒 | 人工内耳
スポーツにおける人工内耳の装用は頭部の打撃やショックなどのある競技は禁忌(きんき)とされている。

しかし、スポーツ全般が禁忌ではない。走ったり、泳いだりするには問題がない。
スピーチプロセッサ自体は防水ではない。防汗仕様でも長時間の耐水性は問題になるし、汗、水滴でマイクが塞がれれば聞こえない。

正しい理解をして、スポーツや競技を楽しみたい。


ラビット 記

※会社の階段で蝉がひっくり返っていた。

=== 「人工内耳」の Google ウェブ アラート ===
●5スポーツ競技における人工内耳の装用について - 社団法人静岡県聴覚 ...

社団法人静岡県聴覚障害者協会のブログです。
静岡県に住まう聴覚障害者の福祉の向上に日々努めています。
http://blog.goo.ne.jp/shizuokadeaf/e/8d45527d66cddffda7898a29f3a9f2f6

ーーーーーーーーーーーーーーーー
「スポーツ競技における人工内耳の装用について」
2010年7月1日
(財)全日本ろうあ連盟スポーツ委員会
最近、人工内耳埋め込み手術を受けた聴覚障害児・者が選手としてスポーツ競技に参加する例が増加しております。大会で競技運営に、又は競技チームなどで強化指導を担当している人たちから、彼らへの対応について不安の声があがっております。
当委員会ではこの状況を受け、2010年5月15日、人工内耳の専門家を招いて「人工内耳装用者のスポーツ活動」をテーマとした学習会を行いました。学習会で確認しました事実を以下の通り報告いたします。なお、2010年5月15日の時点での情報であることにご留意ください。
人工内耳は大きく分けて体外装置(ヘッドセット)と体内装置(インプラント)の2つから構成されています。ICSD(国際ろう者スポーツ委員会)の主催するデフリンピックなどの大会では、出場選手に試合および競技ゾーンで体外装置をはずすことが義務づけられています。
ただし、体外装置をはずしていても体内装置が埋め込まれている部分(耳の後ろの部分)に衝撃(ボールが当たる、地面に頭を打ち付けるなど)があれば体内装置が壊れる可能性は十分にあります。
体内装置が壊れた場合は、壊れた部分だけでなく体内装置の全てを交換するための手術が必要となります。手術は最初に受けた時と同じように行うため入院が必要であり身体的負担が生じます。
また、スポーツ競技試合、特に学校教育以外の試合での破損に保険が適用される保証はありません。
壊れた体内インプラント電極の交換は1回目の手術時と同様に健康保険適用の対象です。高額療養費の還付や聴覚障害者の制度が使えるか、(収入によって)更生医療の適応が受けられるかどうかで、負担額は少なくなります。
体外装置をはずしたとしても注意が必要とされるスポーツは、頭部を強打する可能性の大きいサッカー、ラグビー、格技(剣道、柔道、空手等)、ヘルメットなしの野球などです。
他のスポーツでも偶発的な接触で体内装置の真上を強打すれば壊れる可能性があります。なお、スイミングは大丈夫ですが、スキューバダイビングは鼓膜が破れると電極の周囲に海水が入り、感染を起こしやすくなるので、注意が必要です。
参考:http://www.jibika.or.jp/mimiyori/jinkounaiji.html
((社)日本耳鼻咽喉科学会ウェブサイト)