時にはこんな事も起きる

水遣りが多すぎた場合などに起こりやすいのだが、種類によって起き易いものと起き難いものがある。
本来であれば、古い葉の中で新しい葉がゆっくりと成長して、新しい葉を守るように水分を失って皮のようになるのだが、このバランスが崩れるとこのようなことになってしまう。

こちらは少し丈夫なようです

リトープスと言う多肉植物なのだが、これも夏の高温多湿には余り強くない。
左上の２つは中に新しい葉が見えるのだが、毎年このように中から新しい葉が成長して古い葉が枯れて無くなってしまう。
右下の２つも同じように新しい葉が成長を始めているのだが、秋に成長を始めるまで見えないこともある。

これも夏の高温多湿に弱いのだが

４年くらい前に１センチほどの実生苗が３０本余り植えられていたものを買ったのだが、夏の高温多湿で腐らせてしまい、今では僅か３本だけになってしまった。
夏に腐らせることを警戒する余り水遣りを極力控えていることが影響してか、「ただ生き延びている」と言う感じで、花を咲かせてくれたことはまだない。

これは４年前に買ったものだが

買った年には花を咲かせ、翌年には新しい葉を出してくれたのだが、その後パッタリと新しい葉を出さなくなり、古い葉も枯れてしまい「このまま枯れてしまうのでは？」と思っていたところ、最近になって新しい葉が出始めていることに気が付いた。
夏の高温多湿に非常に弱く、しばしば球体（葉）が溶けるように腐って枯れてしまうのが難点である。

帝玉

砂漠に生える多肉植物で、知らない人は人工的な作り物だと思う人も多い。
日本の高温多湿な夏に弱く、何回も腐らせているのだが、見かけるとつい買ってしまう不思議な魅力がある。