麺事情 2/7 ラーメンライス

ハズレくじを引き、どうも意気消沈した感のあるラーメン開拓。

旨いものに出合うと、そう、池波作品の秋山小兵衛のセリフと借りて言えば「長生きはするものだ」となるが、不味いものに当たってしまうと「長生きなどするものでない」となる。
食べ歩きにリスクが伴うのは承知の上なのだが…

で、結局いつもの店で。

甘味とコク出しが独特な六条軒の味噌（野菜）ラーメン。

レンズの都合で太く見えるが　細身なストレート麺はもっちりと、ツユが浸みて旨い。
百人が旨いというかは問題じゃない、独自路線の、ちょっとハマるラーメンだ。

昨日は、軽食喫茶とキャッチフレーズはあるが、しっかり定食屋な「すず」で。

決して大食漢ではないが、このラーメンだけは普段やらない「ライスもね！」となる。
醤油ダレは叉焼を煮たときのエキス（予測）がしっかりと効いた、昔ながらの味。こういうオツユはご飯にも美味しいのである。
そう、これはラーメン＆ライスではなくラーメンライスという、お料理なのだ。

ライスをつけても450円、値段以上の旨さである。味付けよりも利益額を先に計算して売りに出されたようなラーメンは大いに見習うべきである。

今日も町の麺達人に感謝。


番外編

スパゲッティが麺ものと言っていいかどうか分からぬが…

某店のミートソース。茹で置きの面を炒める手法は、昔懐かし喫茶店ふう。家庭的でもあり美味しかったが、…オニギリ付き？
まあ、面白いので良しとしようか。

終

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