酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

減塩スープ。

2016-01-26 | こしらえた話。
とろみをつけると使う醤油が少なくて済む。

らしいので、試してみた。


鶏と白菜のとろとろスープ。シナチク入り。

下ごしらえの段階ではほぼ無水で時間をかけて煮込んでいるので、とろみをつけなくても白菜自体はとろとろなんだけどね(笑)
テレビでやっていたこのネタ、とろみをつけると味わいを強く感じやすくなるので味付けは少なくても良いということだ。
片栗粉は水溶きにするのでなく、醤油(ここではめんつゆ)で溶き使用すべしとも告げていた。

で、結果。

そんな感じは確かにしなくもない。
ベースが良い(自画自賛)ということもあり美味しい。
とろみのあるスープは体がより温まるとも聞く。寒いこの頃は特にいいかも。
美味しいのでおかわり!

減塩しても意味ないのである。


それにしても冬。
なんだかんだで1月も残すところ数日。
あとは2月、3月。そう思えばそんなに長くない。

ソースもん風なたまご焼き

2016-01-25 | こしらえた話。
大雪、大変なことになってますな。
こっちもなかなかの冷え込みになっておりまする。

さて

コレ、前にも書いたんだったかな。
この冬のマイブーム。


お好み焼きぽいたまご焼き。

具は玉ねぎと揚げ玉。さすがにトロロは入ってない(笑)
これを焼き、おたふくソース、マヨ、鰹節、青のりを。
ソースもんと言う割にソースをケチってるなと言われそうだが、一応たまご焼きなもんで(笑)

玉ねぎの旨みがソースにぴったり。固有名詞になっちゃうが、おたふくってほんとに美味しい。
実際のところ、揚げ玉って化学的にどういう役割になってんだか知らないが(ふんわり効果?、柔らか効果?)、なんだか美味しい気がするのは違いない。

世にマヨラーという一派が存在するが、ソースの人っているんだろうか。
料理にはなんでもソース、ご飯にもソース、何なら飲んでみせましょうか、みたいな人。
塩分高そうだが、いろんな食材が原料なだけにマヨより栄養はあるかも(笑)

名のない小路にて

2016-01-24 | 酒風景
週末。繁華街の喧騒を避けて名もない小路、いや、ちょっとした言葉のこだわりで改称「名のない小路」で晩酌。近頃はこちらへの出席率が高い。


先日とは違う店。だが、いつも通りの手作り感たっぷりのお通し。必ずレタスの葉を小皿にしていて、その心尽くしはいつも心地よい。

女将さん、隣り合わせた客。自然と皆での会話となる。話題は寒波のこと。
それにしても旭川は穏やかだねえと、つかの間の平穏に安堵する。
が、寒いものは寒い。

今朝は氷点下15℃位だったようで、明日はもう少し寒いかも知れない。
ちなみに明日1月25日は旭川が「日本最低気温を記録」した日。 1902年のこの日、旭川で観測されたのが氷点下41.0℃。これが公式記録とされている。
この日は昼になっても最高気温が氷点下20℃より上がらなかったとか。

あくまでも国が認めた測候所による公式記録。実は北海道には旭川より寒い地域が随所にあり、世が世ならそのどこかが記録ホルダーになっていたと思う。
氷点下41℃より寒いって、どんなんだ。シロクマも風邪をひくぞ(笑)

あ、シロクマがいるのは北極だった。

北海道新幹線開業記念ワイン。

2016-01-23 | 酒風景
あと二ヶ月で北海道新幹線が開業となる。
すごいねえ。小さな頃に本などで見た「21世紀はこうなる」という国土の姿が、少しずつだが現実のものとなっている。生きている間にリニアモーターカーに乗れるだろうか。

それを記念したワイン、というのを友人Tが頂いたというのでご相伴に与る。


ラベルには北海道新幹線の車体があしらわれている。H5はブドウの品種等に関わる記号かと思いきや車輌の形式番号。H5系とか、そんな呼び方をされる。


生産は「はこだてわいん」。へえ、函館にもワイナリーがあったとは。知らない間に北海道ではワイナリーがあちこちに誕生している。

酒のあてはTが買ってきてくれたお惣菜。


お馴染みのデパート催事「全国うまいもの大会」で見つけた宇都宮餃子の詰め合わせ。
そしてデパ地下、肉惣菜の店からアスパラの肉巻きフライ的なもの。どうやらやつはその店を気に入っているような気がする。


お肉を浸かった惣菜たち。これがなんともフルーティーなワインによく合うんだな。
おかげで1本、あっという間に空いてしまいましたとさ。


ところで、北海道新幹線。
開通といったって函館まで。札幌はまだまだ先である。旭川までは話もないので、別世界の話のようで実感に乏しい。

が、このワインのおかげで、ほんの少しだけ北海道民として喜ばしい気になった。少しだけ。
あとは黒自営業のため道庁がどんだけPRに費用を使うか、それが気になるところ。ちなみに小耳にはさんだ「北海道新幹線開業に向けた気運醸成推進事業」。たぶん雪まつり会場でノベルティなんかを配ったりするんだろうが、ご苦労なことである。

今度のカレーは大阪風?

2016-01-22 | こしらえた話。
そういえば時々、

スーパーで、自営の惣菜コーナーでもなく、メーカーブランド品が並ぶ冷食コーナーでもなく、肉加工品扱いの付近に「からあげ」と称するものがパック売りされているのを見かけることがある。
惣菜にも冷食にも同じようなものがあるのになぜ?と思うのだが、ひょっとして、その手の品って、いま話題の横流しのものが混ざっていたり?

と勘ぐってしまう、ほんと腹立たしい事件ある。
誰かが死んだわけじゃなし、本丸が罪に問われてもただの廃棄物処理法違反。軽い刑罰で済んじゃうんだろうな。

しかしローソンの店舗前で客に「どう思いますか」とマイクを向けるテレビもどうかと思う。
ずれてる論点。からあげクンもいい迷惑。ローソンには罪はない。今のところは。


さてさて


カレーをこさえた。というのが本題。

いつものdancyuカレーじゃなく、さらっとしたお手軽タイプ。
玉ねぎ3倍。お腹いっぱい食べられるそんなカレー。


いつもはポークだが今回はビーフ仕立て。だから大阪風(笑)
よりマイルド感が増して美味しくなった感じ。

ポークで作ると必ず言われるんだよね。大阪のお方から「カレーは牛肉が常識やろ」って。
それはわかります。北海道でもお店で食べるカレーやレトルト商品は大概ビーフ。ビーフカレーに違和感はなんらごさんせん。
でも家ではポークなんだな、なぜか(笑)

推測すれば理由は諸説あるだろうが、明治以降、日本での洋食の発祥は東京か大阪。その頃の肉といえばビーフだったから。カレーはビーフという常識は自然なことなんだろうと思う。

自分の地域の暮らし方をスタンダードとする大阪気質。
その成り立ちは「あさが来た」を見ているとちょっと伝わってくる。
東京に負けるな!で育まれてきた大阪商人の根性。テレビドラマで見る分には清々しい。
今の北海道商人は見習うべきところがあるな。
そして、大きな声で言おう。「カレーはポークが常識だべさ」って(笑)

あれ、なんか論点ずれてる?