酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

部位なりに鶏がうまい。

2017-07-22 | こしらえた話。
手羽中をこんがり焼いてタレをからめる。


ねっとりとして、これ以上やったら焦げちゃうよ~、という位までからめる。

そのくらいの方が香ばしくて美味しい(というのが好み)こんな焼き鳥。


鶏モモでもいいんだが、手羽中も悪くない。足じゃなく羽根の方もそれなりに旨いのだ。
しかし、箸では食べにくいのが難点。
手づかみが美味しいんだ。ティッシュは必需品(笑)

夏だからですかね。こってりしたものが食べたくなる。

ウソつけ。昨日はあっさりとトマトのおでんだったろ!って?
まあ、そんなもんです。夏はその日に合わせてこってりかあっさりかが決まる(笑)
そんな夏の晩酌、いとおかし。

トマトを肴に・・・ 澤の花

2017-07-21 | 酒風景
夏には夏の酒肴が良い。
という当たり前の理論を言い訳にして(笑)またも、トマトの冷たいおでんで一献。


澤の花(長野) 純米吟醸夕涼み

複雑味(日本酒では悪い意味ではないよ)を帯びた口当たり。ううむ、どこに美味しさを見出すべきかと悩んでしまう。

が、そんなときこそ良い肴。料理が酒の味を解説してくれるのだ。


連日(笑)。だって、今年お初、試作の割には上出来で美味しいんだもの。
湯剥きして、おでんツユで10分位煮たら、あとは一晩冷蔵庫で冷やす。こっちは寝てる間に美味しくなってくれるという、なんといい奴だ。

昨日の酒ともそうであったが、甘酸っぱいトマトの香味を得て、酒が大変身。旨みがぐんぐんと攻めてくる。美味し~のである。
で、この澤の花は後味も良く、まさに夕涼みのイメージに合うね。

さてさて、再びトマトのおでんを作れるのはいつか。
こればかりは、良さそうなトマトが手に入らないとという、ままならない一品。
お店に行くと、まずトマトに目が行くという日々なのである(笑)

雪中貯蔵の酒で夏を楽しむ。

2017-07-20 | 酒風景
おらが町の酒蔵・高砂酒造の酒。旬は、きたしずく純米「夏の生」。今どきはあちこちでお見かけするが、他に夏酒としてなかなかにイケるものを発見。


本醸造 雪中貯蔵酒「大雪」(高砂酒造/旭川)。

まずは、雪中貯蔵とは何ぞや。
美瑛の丘にタンクごと新酒を雪で覆い、冬から春まで約100日間貯蔵したって話だ。わざわざ、どうしてそんなことをするの?て誰もが思うよね。
こうすると、ゆっくりとじっくりと旨みが出てくるって話だ。蔵人らは、これを冬眠熟成酒と呼ぶそうな。なんと風流。

そういう話を聞いただけで、酒に清涼感を感じてしまうから不思議。
実際、旨みや酸味がおっとりとまとまった美味しい酒。後味もいい感じでいろんな料理とも合うように思う。

なので、ちょっと難しそうな肴を宛ててみた。


トマトの冷たいおでん。ツユ、しみしみ(笑)

うんうん、良いよ~大雪。トマトの香味に酒の酸味や旨みがぴたりと寄り添う。
不思議だな。トマトが甘くなるんだな。ほら、キュウリに塩をふると甘く感じるでしょ。そんな感じ。で、口の中が美味しいエキスで一杯になり大変。耳元がキュッと痛くなる(笑) 
相手がトマトとくれば、フルーティーな大吟醸なんかを合わせてみようかな、というのが定石だが、酒がヘタに淡麗だとトマトの旨みを十分に引き出せないかも。

ともかくは、トマトと大雪、互いが互いを美味しくする関係の良さが嬉しい。酒、進むねえ。






コマイ、大マイ

2017-07-19 | 旨かった話
昨夜は友人Tを祝うべく、もてなしの宴。日本国民なら誰にも1日ある、あの日だ(笑)

自分的にもパワーを充電すべく、賑やかな店に行きたくて炉端ユーカラに誘う。
満員。店員の威勢の良い声が響く、うむ、期待通りの雰囲気。

で、恒例により美味しかったもの数点。


へえ、珍しい。水茄子のカプレーゼ。
なかなかに洒落ていて美味しいぞ。粋だね。


これがあるからユーカラにしたとも言える小ぶりな海鮮丼。
真夏にイクラって、ちょいと季節感がごっちゃになるが、品質も良く美味。
申し訳程度(笑)のウニが嬉しい。決して見栄でなく、なんだかウニ丼も飽きちゃったので、このくらいでいい。

で、ウケたのがこの魚。


商品名「大マイ」。コマイの大きなやつなので大マイだそうな(笑)
面白いので頼んでみた。サイズはほんとに大きい。体長は箸よりもはるかに長い。大きいから大味かなと思いきや、身もしまってとても旨い。なんだかスゴク得した感じ。

炉端席では目の前で美味しそうな魚や肉がどんどん焼けていく。
その雰囲気も楽しいんだな。
酒が出てくるのがちょいと遅かったりしたが、混んでるから仕方ない。まあ、その分ゆっくりとすごせた感じもあって吉。

無事打ち上げ。

2017-07-17 | 日記


場末の店にも、街のあちこちにあったポスターの件、昨日無事開催と相成った。
実は、不肖この自分もいつもの獅子舞で共演。なんとか出番を務めることができたのだった(と思う)。





主管の旭笑長屋の大家さんより大入袋も。ウレシイ、粋なお計らいである。
いつも刺激的な世界にお誘い頂き感謝の至り。

実は関係者に新婚さんがいて、つい数日前に行った旅行のお土産が振る舞われる。


これがまた美味しくて、すでに盛り上がっている宴会に、さらに華を添える。

連日の真夏日もパワーダウン、今日は涼しく快適。ゆるやかに暇な午前を過ごしているところである。