HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ウクレレ譜で「卒業写真」

2016年01月12日 | その他日記
Nちゃん(小5)。

バーナムなど基本テキストの他に、ポップス奏法(コード奏法)を習っています。
昔は、ピアノやエレクトーンなどで弾くための、1段譜にコードネームがついた楽譜がたくさん市販されていましたが、最近そういった楽譜はとんと見かけなくなりました。
ポピュラーやヒットソングなどの曲は、どれもご親切に「ピアノ用」「初心者用」「中級用」「上級用」などのアレンジがされていて、せっかくだけどヒバリ先生にとっては 余計なお世話なのです。
シンプルにメロディーとコードだけにしておいてくれれば、生徒の力や好みのスタイルで いかようにも弾くことができるのに。
もっと余計なお世話なのは、どんな曲もみんなハ長調に直してあったり、もっともっと余計なお世話なのは、なんと音符にカタカナでドレミが振ってあったりするのだ!
載っている曲も、昨日今日TVで歌われてる曲か アニメの曲かドラマのテーマ曲ばっかりで、みんなに知ってもらいたい洋楽とかスタンダード曲とか、クラシック曲の1段譜などは皆無といっていいほどです。
こんなのばっかり・・・ってことは、裏を返せば、今 ピアノ弾く人たちのニーズは その程度ってことなんだね?
ごくまれに「映画音楽」とか「ポピュラーソング」などというタイトルの本があったかと思うと、半世紀ぐらい昔の映画やヒットソングばっかりなんだよ!
ハァ・・・
電子ピアノとかけっこう普及してると思ったけど、その実態はなんかサビしいんだね・・・

そんなわけで、シンプルな1段譜が見当たらなかったので、探し回った結果Nちゃんのために買ってきて使ってもらってるのは「ウクレレの楽譜」です。
ウクレレは、メロディーを歌いながらバッキングを弾く、というスタイルがメジャーなので(そればっかりじゃないけど)ウクレレのための楽譜は、けっこう様々なジャンルの曲がコード付きで出ていたのです。
楽譜を見たときに、コードネームだけじゃなく「タブ譜」が一緒に書かれているのがジャマっちゃジャマなんですが、そこは見なかったことにして・・・

ふぅ、楽譜ひとつ与えるのも大変な騒ぎだ。( ̄◇ ̄;)
もっと歯ごたえのある、アカデミックな楽譜をたくさん出版してほしいものだ。

ずいぶん脱線してしまいましたが、今Nちゃんが弾いてるのは、ユーミンの「卒業写真」です。
去年からコード奏法はけっこう習ったので、それを応用して、自分で伴奏パターンを工夫したりして弾いています。
美しいものを感じ取るセンサーの鋭いNちゃんなので、これからもいろんなスタイルの弾き方を身につけて行ってもらいたいと楽しみにしています。

出版社のみなさん、Nちゃんのためになる楽譜、もっと出版してください~











デビッド・ボウイさん

2016年01月12日 | 音楽家たち
デビッド・ボウイさん亡くなりましたね… (;_;)

生涯を通してミュージックシーンを牽引していくスーパースターでした。
いろんなスタイルのいろんな歌や演奏、俳優としてのパフォオーマンスなど 自分が美しいと思ったものは何でもやった人だと思います。
奇抜なコスチュームやファッションでのロックというイメージが強いかもしれませんが、その一方でアニメ「スノーマン」のDVDにオープニングのナレーターとして登場していたり、また、往年の名歌手ビング・クロスビーさんと、クリスマスソング「リトル・ドラマーボーイ」のデュエットを歌っていたりというレアな「ボウイ」もあって、私はこの二つの映像が大好きです。

2016年1月12日現在、デビッド・ボウイの出身地ロンドン南部のブリクストンで、デパートの壁に描かれたボウイさんの壁画の前にファンが次々と訪れ、キャンドルや花束が山のように備えられている映像が 現地からのyoutubeで配信されています。
高齢の人から若い人まで、デビッド・ボウイさんがいかに多くの人から愛されていたかということが改めて感じられます。