Cちゃん(4歳):
保育園の帰りにピアノにくるCちゃん。
この時期、Cちゃんが来る時間にはもう暗くなっていて、今日など外は本当に寒く冷たいのですが、Cちゃんは元気。
クリスマスにプレゼントしてもらった、という 楽譜と猫の模様がついたピンクのリュックをしょって、それから同じくクリスマスにもらったキティちゃんのレッスンバッグにピアノの道具をいれて、「こんにちはー」とやってきます。
今 Cちゃんがお気に入りのゲームは、ド、レ、ミ、ファ、ソ、の5枚の音符カードをいろいろな順番に並べて、その音を当てるというものです。
自分でバッグのサイドポケットから音符カードを出すと、
「ねえ、音の当てっこやろうよー」と ピアノの譜面台に並べます。
「いいよ。最初、誰が並べる?」
「Cちゃんが並べるから、先生は目つぶってて!」
「はい、いいよ」
と先生は目を閉じます。
その間に、Cちゃんが ガサゴソカードを並べてる音が聞こえます。
「もういい?」
「まだまだ・・・はい、いいよ」
出来上がったカードの並びを見ながら、Cちゃんがひとつひとつ鍵盤を押していきます。
ポン・・・ポン・・・ポン・・・ポン・・・ポン・・・・
5つ全部弾き終わったら、先生が
「わかった。今のはね、ド、ミ、ファ、レ、ソ、の順だった」
「ピンポーン、あたり。じゃ今度は先生の番だよ」
「OK!」
こうして代わりばんこに、カードを並べ その音を弾いて、どう並んでたか当てるのです。
面白いのは、Cちゃん ド、レ、ミ、まではいいんだけど、ファとソはまだ習ったばかりなので、自分で問題を出しながらも、読み方に自信がなくなってしまうことたびたび。
「難しい問題出すよ!」とカードを並べながら、
「・・・あのー、ソはどういうんだっけ?」などと目をつぶってる先生に こっそり聞いてくるのです。
「ソは、2本目の線を踏んでるやつだよ」
『回答者』の先生は目をつぶったまま教えます。
「わかった。・・・あの、『ハ』ってどんなんだっけ?」
Kちゃんは『ファ』のことを『ハ』と言うんです。(^O^)
「ファは、間にはまってるやつだよ」
「うんわかった。はい、問題できたよ。じゃ弾くよ」
と、今できたばかりの「問題」を 真剣にCちゃんが弾きます。
「わかった。ソ、ファ、レ、ド、ミ!」
「ピンポーン、あたり!」
今度はCちゃんが当てる番。
先生がカードを並べて、
「見ないでよ!目あけてないよね?!」
と言いながら、5つの音をポン、ポン、ポン、、、と弾いていきます。
Cちゃんは
「見てないよ!」と言いながら、ほそーく薄目をあけて 譜面台のカードの音符を見ながら
「レ、ミ、ソ、ハ、ロ!」と当てます。(Cちゃんは『ド』のことを『ロ』と言います(^O^)(^O^)(^O^))
こうして、飽きもせず 変てこなゲームは延々と続いていくのであった・・・
問題にもなんにもなってない「ゲーム」だけど、Cちゃんが音符を一生懸命に見て覚えるためにとっても役立っているので、これからも続けていきたいと思っています。(^O^)v♪☆
保育園の帰りにピアノにくるCちゃん。
この時期、Cちゃんが来る時間にはもう暗くなっていて、今日など外は本当に寒く冷たいのですが、Cちゃんは元気。
クリスマスにプレゼントしてもらった、という 楽譜と猫の模様がついたピンクのリュックをしょって、それから同じくクリスマスにもらったキティちゃんのレッスンバッグにピアノの道具をいれて、「こんにちはー」とやってきます。
今 Cちゃんがお気に入りのゲームは、ド、レ、ミ、ファ、ソ、の5枚の音符カードをいろいろな順番に並べて、その音を当てるというものです。
自分でバッグのサイドポケットから音符カードを出すと、
「ねえ、音の当てっこやろうよー」と ピアノの譜面台に並べます。
「いいよ。最初、誰が並べる?」
「Cちゃんが並べるから、先生は目つぶってて!」
「はい、いいよ」
と先生は目を閉じます。
その間に、Cちゃんが ガサゴソカードを並べてる音が聞こえます。
「もういい?」
「まだまだ・・・はい、いいよ」
出来上がったカードの並びを見ながら、Cちゃんがひとつひとつ鍵盤を押していきます。
ポン・・・ポン・・・ポン・・・ポン・・・ポン・・・・
5つ全部弾き終わったら、先生が
「わかった。今のはね、ド、ミ、ファ、レ、ソ、の順だった」
「ピンポーン、あたり。じゃ今度は先生の番だよ」
「OK!」
こうして代わりばんこに、カードを並べ その音を弾いて、どう並んでたか当てるのです。
面白いのは、Cちゃん ド、レ、ミ、まではいいんだけど、ファとソはまだ習ったばかりなので、自分で問題を出しながらも、読み方に自信がなくなってしまうことたびたび。
「難しい問題出すよ!」とカードを並べながら、
「・・・あのー、ソはどういうんだっけ?」などと目をつぶってる先生に こっそり聞いてくるのです。
「ソは、2本目の線を踏んでるやつだよ」
『回答者』の先生は目をつぶったまま教えます。
「わかった。・・・あの、『ハ』ってどんなんだっけ?」
Kちゃんは『ファ』のことを『ハ』と言うんです。(^O^)
「ファは、間にはまってるやつだよ」
「うんわかった。はい、問題できたよ。じゃ弾くよ」
と、今できたばかりの「問題」を 真剣にCちゃんが弾きます。
「わかった。ソ、ファ、レ、ド、ミ!」
「ピンポーン、あたり!」
今度はCちゃんが当てる番。
先生がカードを並べて、
「見ないでよ!目あけてないよね?!」
と言いながら、5つの音をポン、ポン、ポン、、、と弾いていきます。
Cちゃんは
「見てないよ!」と言いながら、ほそーく薄目をあけて 譜面台のカードの音符を見ながら
「レ、ミ、ソ、ハ、ロ!」と当てます。(Cちゃんは『ド』のことを『ロ』と言います(^O^)(^O^)(^O^))
こうして、飽きもせず 変てこなゲームは延々と続いていくのであった・・・
問題にもなんにもなってない「ゲーム」だけど、Cちゃんが音符を一生懸命に見て覚えるためにとっても役立っているので、これからも続けていきたいと思っています。(^O^)v♪☆