HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

お正月明けの優等生Sちゃん♪

2016年01月13日 | レッスン日記(小中高生)
Sちゃん(小6):

お正月休み明けの、今日が最初のレッスン日です。
正直、あんまり期待はしていませんでした。というか、クリスマスやお正月でいろいろ楽しいことがあっただろうし、ピアノの練習はできなくてもしょうがない、と思っていました。

ところが!今日のSちゃんはすごかった。
バレエ組曲「くるみ割り人形」の中の「花のワルツ」を、最初から最後まで 一人で完全に仕上げてあったのです。
最初の和音のポーズから、ワルツのリズムに乗って優雅に流れるメロディー、華やかなサビの部分、そして結びの部分と、すべて和音も細かいパッセージも、完璧に弾けるまでに練習してあったのです。
すごい!すごいねー! よく一人で、これだけ練習できたね。
Sちゃんえらい!見直したよ~

先生はSちゃんの楽譜に「たいへんよくできました」のシールを貼ってあげました。
そして、一人では見落としていた部分・・・フレーズの切り方や休符のとり方、それから楽譜には書き込んでなかったペダルの使い方・・などをアドバイスしました。

Sちゃん、せっかくこれだけ上手に弾けてるんだから、さらに素敵になるようにしようよ。
今日アドバイスしたことを付け加えて、もうあと1週間だけ練習してみて?
今でも「たいへんよくできました」だから、来週、もっともっとすばらしくなるようにね。

Sちゃんにはそのように話し、並行してもう1曲、オーケストラだけではなくバレエ作品としても有名な「ボレロ」も練習し始めるということにしました。


普段の日というのは、小学生でもけっこういろいろ予定があって忙しいと思います。
その中で コツコツとピアノの練習をしていくのはなかなか大変なことです。
夏休み、春休み、お正月休みなどの長期休暇、ピアノの練習にはどう影響するのでしょうか。

Aタイプ「普段は忙しくてなかなか練習の時間が取れないから、まとまったお休みのときは集中して練習できる」
Bタイプ「普段は忙しくてなかなか練習の時間が取れないけど、まとまったお休みのときはパーッと遊んでさらに練習の時間が取れない」

大方の子どもたちはBタイプじゃないか?と私は(自分がそうなので)思ってたんですが、以外にもSちゃんが優等生の「Aタイプ」だったとは!
Sちゃん、今年は絶好調のスタートだ。
この調子で、ヒバリ教室トップとしてがんばっておくれ~

Kさん久しぶり

2016年01月13日 | レッスン日記(小中高生)
Kさん(大人):

去年10月のハロウィンコンサートが済んだ後、いろいろ都合が悪く、ついにレッスンに来ることができないまま、年を越してしまいました。
今日はハロウィン以来、そして今年最初のレッスンです。
Kさんは月に2回のレッスンなので、その回数を考えると、そして今回のように何かの都合でレッスン回数が減るかもしれないことを考えると、もう今年のコンサートに弾く曲を選んでおいた方がいいということになりました。

毎年、コンサートでは滑らかに流れるアルペジオの曲や ゆったりとした優雅な曲を上手に弾いてきたKさんです。
それがKさんの持ち味でもあります。
けれども、今年は今までにやったことのない曲にチャレンジしたいということになりました。


Kさんに「どんな曲がいいですか」と聞いたら、今年はいつもと違った、少しアップテンポの曲をやってみたいとのことです。
そして私、ヒバリ先生としては、今年は分厚い和音やオクターブが使われた、重厚なボリューム感のある曲もいいんじゃないかな、と思っていました。
そこで、二人の考えを合わせ、「これはどうでしょう?」「こんな感じのは?」と 候補に挙がった曲をヒバリがちょっぴりずつ弾いてみて・・・
今年の曲が決まりました。

「軍隊ポロネーズ」です。

すごい?!
ショパンのポロネーズなんてすごすぎ!かもしれませんが、「軍隊」は「英雄ポロネーズ」など他のポロネーズと比べて規模も小さく、テンポも早くなく、大きく広がる手とやる気があれば、手の届かない曲ではないのです。
で、Kさんはその両方とも持っているので、「がんばりましょう」ということになりました。

楽しみです。