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HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

Hさんのバッハ

2016年01月20日 | レッスン日記(小中高生)
Hさん(大人):
バッハの音楽をこよなく愛するHさん。
「どんなに時間がかかっても、やっぱりバッハの曲を弾きたいですから」と、ゆっくりと楽しんで練習しています。
何年も前、ピアノ初心者の頃に まず初心者向けの「アンナ・マグダレーナ・バッハのための練習曲」に取り組んだのが Hさんのバッハ入門でした。
アンナ・マグダレーナの曲集を終えたあとは「バッハ小品集」や「小前奏曲と小フーガ」などをひとつひとつ、丁寧に練習を重ね、今は「バッハ・インヴェンション」を経てその次の「シンフォニア」も最後から2曲目となっています。

バッハは 譜面の解読や指の使い方が大変難しいのですが、今日は、見開き2ページの曲のうち4分の3くらいのところまで予習を進めてあって、本当に感心します。
もう少しで曲の最後まで到達しそうで、私も楽しみ。

Hさん、今日は もう1曲並行して練習している、ベートーヴェンのロンドもずい分上手になっていました。
きっと、忙しい合間を縫って、一生懸命に練習されたのだと思います。
「すごく上手になってますね!」とほめると、いつものように「あら、そうですか?そんなに練習してないんですけどね」と謙遜、というか「ほめられ下手」なHさんなんですが、今日は確かによく練習したんだと思います。
「じゃ、練習が上手だったんでしょ。きっとポイントをつかんで練習できてたんですよ」
「そうでしょうかしら」
私よりずーっと年上のおばさまなんですが、なかなかツンデレで可愛らしいHさんです。 (^O^)