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HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

チェンバロ

2016年01月26日 | いろんな楽器
現代のようなピアノが作られる以前、バロック時代に使われていたのは「チェンバロ」でした。
チェンバロというのはイタリア語で、英語ではハープシコード、フランス語だとクラブサンと呼ばれます。優雅だ~♪)
ピアノは、100キロ近い張力で張られた弦をハンマーでたたいて音を出すのですが、チェンバロは弱い弦をピックみたいなものではじいて音を出すような仕組みです。
当然 ダイナミックな音や強弱は出せませんし、音域も狭いです。
そういう楽器で演奏されていた音楽を、現代のピアノで弾くにあたっては、当時の音を再現すべく工夫する必要があるのです。
たとえば、完全なレガートで弾かずノン・レガートで弾くとか、ドラマティックな強弱をつけないとか。
また、チェンバロは長く音を持続させることができなかったので、二分音符や四分音符などの長く伸ばす音のときは、装飾音符やトリルをつけて 音を保つようにしていたという、曲の特徴もあります。

いろいろ興味深い楽器です。
下に、チェンバロについてのわかりやすい説明サイトを貼っておきますので、ぜひ見てくださいね。
「知らなかったよ~」とびっくりする知識がいっぱいですよ。
ピアノとチェンバロの違いを、分かりやすく解説!


バッハのメヌエット~バロック音楽

2016年01月26日 | クラシック曲
K子さん(大人):
入門2回目のレッスンです。
「バロックが大好き」とのことで、バッハのメヌエットを練習しています。
ピアノは、弾く人によって音色がびっくりするほど変わります。
K子さんの弾くピアノは、何だかとっても楽しそうで軽やかな音色。
ピアノが大好きなんだな~、ということが伝わってくるような、可愛く素敵な音色です。

さて、バロック曲というのは、今から300年~400年ぐらい昔の音楽ですから、その音楽を弾くには いろんな留意点があります。
当時使われていた楽器や時代背景、そして「メヌエット」や「サラバンド」などといった音楽のスタイル(どちらもダンスの種類です)などについて、知識を深めて弾くことが大事です。

下に、YOUTUBEのリンクを貼っておきましたので、バロック音楽ってどんな感じだったのか 体験してみてくださいね~♪

ハープシコードで演奏されている「バッハのメヌエット」。
ト長調・ト短調2つセットで演奏されることが多いです。
バッハ・2つのメヌエット

「メヌエット」の踊り。
こんな感じを思い浮かべながら弾きましょう。
バロックダンス・メヌエット