東京に今年初めての大雪が降りました。
朝起きたときは 真っ白に降り積もった道路や屋根ににまだ雪が降りしきっていて、すごい大雪になるのかと思いましたが、徐々に雪は雨に変わり、午後になるころには日も差して明るくなってきました。
ここ数年、東京にもひと冬に1回か2回はまとまった雪が降るので、私たちのん気な都会人も、大分雪への対応に慣れてきましたよね。
雪が降りだすと、かねて用意の大きなシャベルを物置から取り出し、まだやわらかいうちにすくっては投げ、すくっては投げ。
油断してタイミングを逃すと、雪が車や人に踏み固められてシャーベット状や固い氷になってしまいます。
そうなると危険だし、といって一旦固まった氷の塊を取り除くのは大変な大仕事になってしまうので、みんな雪が小止みになるのを待って、ちゃっちゃと手際よく雪を片付けていきます。
家の前の道や、お店が並んだ商店街など、みんながそれぞれ「自分のところの前と、あとちょっと左右も広めに」雪かきしているので、お隣同士の雪かきエリアとエリアがつながって、道路がずーっときれいになっているのはすがすがしいです。
雪かきといえば、ピアノの魔術師リストの作品に「雪かき」というのがあります。
『超絶技巧練習曲集』の中の12番がそれ。
ホントに超絶だよ!きいてみてね。
https://www.youtube.com/watch?v=q6yS27qmr-s
なんか、東京の路地や商店街の のんびりした「雪かき」とは大違い・・・「雪かき」といっても、シャベルやスコップですくってるレベルじゃなく、ラッセル車で吹き飛ばすイメージ。雪かきというより、吹雪や雪あらしといったほうがぴったりする。
どうやら、曲の原題「Chasse-Neige」を翻訳すると、「雪あらし」と言った方が適切らしいです・・・やっぱりね。