HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

お姉さんと一緒に発表会の練習したよ♪

2020年11月15日 | レッスン日記(幼児)

Oちゃん(年長)とTちゃん(小1)は いとこ同士。

月に2回、下北沢のおばあちゃんちで集合して、ヒバリ教室に来ています。

今日は今月最初のレッスン。来月やる発表会の準備がいっぱいです。

まずは、一人1個ずつ使うスズを首にかける、毛糸の長さを決めます。

スズを通した白い毛糸を首にかけて、先生に長さを計ってもらうんですが、毛糸は白い羊みたいにフワフワです。

「キャー、くすぐった〜い」と首を縮めて笑いながら、首の後ろで毛糸を結んでもらいます。

今日は、ちょうどRちゃん(小4)が練習を終わったところで、先生から「Rちゃんだよ」と紹介され、OちゃんTちゃんは恥ずかしそうにしています。

「今からオープニングの練習するんだけど、Rちゃんも一緒に入ってくれない?」

先生がRちゃんに言いました。

「うん、いいよ」

Rちゃんも入って、3人でオープニングの練習が始まりました。

生徒たちが順々に登場して行く流れなので、

「初めは出てないんだから、隠れてて!」と言われ、OちゃんTちゃんはキャッキャと興奮しながら廊下を走っていきます。

「先生〜、2人ともトイレの向こうまで行っちゃったよ?」と4年生のRちゃんが笑っているので廊下を見たら、ほんとだ。2人の影も形もない。

「はいはい、じゃ前奏がかかったら、スズをシャンシャン鳴らしててね。出番になったら合図するから歩いて来て。Rちゃんはすぐ出ていくけど、OちゃんTちゃんはついていかないでね。2人はもっと後だからね」

「はぁーい」

こんな風にしてにぎやかにオープニングが終わり、次にOちゃんとTちゃんが弾く「おふねにのって」を練習しました。Rちゃんは打楽器のギロで参加してくれます。

その他の伴奏は先生が代役して、いい感じにできました。

「すごいじょうずになったねー。お家でたくさん、練習したの?」

先生に褒められて、OちゃんもTちゃんも、「練習してきた!」と元気に答えました。

これなら、発表会でうまく出来るね。

最後はフィナーレの練習です。

OちゃんとTちゃんは打楽器、Rちゃんはリコーダー、それぞれの楽器でフィナーレの曲に合わせます。

今日のレッスン、OちゃんTちゃんは、4年生のRちゃんに入ってもらって上手にでき、RちゃんもOちゃん・Tちゃんを見て「かわいい(^^)」と楽しそうでした。

年齢の違う仲間と接することで、下の子はお姉さんを見習い、上の子は下の子に分かるようにリードしたり、自分は年上だという自覚や自負を持ったりして、お互いにとても良い影響があります。

きょうだいが少ない現代、こうしてレッスンの中で違う年齢同士での交流ができるのも良い経験だと思います。

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子どもに練習させるには -その6.上手な所だけに目を向ける-

2020年11月15日 | 音楽のツボ

さっきの記事の続きです。

子どもがピアノの練習を嫌がらず、なんなら喜んで練習するための裏ワザ、その2。

それは「ダメな所をけなすのではなく、できた所だけ褒める」という「逆転の発想」です。

とかく大人の人は、子どもにあれこれ注意したくなってしまう傾向があります。

ピアノを練習しているときに「今の音、間違ってるよ」「つっかえてばっかりね」「もっとたくさん練習しなさい」など、ケチばかりつけられては、子どもじゃなくてもイヤになって「文句ばっかり言われるからもう弾かない」あるいは「お母さんの見てるところでは弾かない」となってしまいます。

たどたどしいピアノに、叱咤激励(しったげきれい)したりアドバイスしたりしたくなるお気持ちはわかりますが、効果はないので言わないほうがいいです。

代わりに、できた所にだけ目を向けて「褒める」。これは効果があります。

まず、「自分からピアノに向かった」ことで、1ポイント。「自分からピアノ練習するなんて感心!」と褒める。

たどたどしく弾いてるピアノ、例えば4小節弾いたうち3小節下手でも、最後の1小節の半分でも間違えずに弾けるところがあれば、「ここがきれいだね!」と褒める。

探せば、褒める所は案外見つかるものです。

褒められると嬉しいので、子どもはもっと弾くようになり、その結果、下手だった部分まで上手になってしまったりします。

間違いや出来ないところに目を向けて、それを指摘し直させるというのが普通の認識ですが、そこを逆に「上手な所を見つけ、そこだけ褒める」という方式にするのです。

間違いを直したりアドバイスしたりは教室でしますので、ご家庭では、どうぞ「褒め役」に徹してみてください。

きっと良い効果があると思います。

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子どもに練習させるには -その5.魔法の裏ワザ-

2020年11月15日 | 音楽のツボ

過去記事の「子どもに練習させるには」というところにアクセスをいくつかいただいていまして、みなさんお悩みなのかなー、と感じています。

そのことについて私が書いた意見やアイデアなの日記が下記です。(一度に書ききれず、4回の連載になってしまってます)

子どもに練習させるには -その1「練習しなさい」と言わないで-

子どもに練習させるには -その2.「指示待ち」の子にならないように-

子どもに練習させるには -その3.楽しく練習する工夫-

子どもに練習させるには -その4.子どもの価値観、大人の価値観-

上記の記事は3年前のものですが、今読み返してみて、書き落としていた事がいくつかありましたので、それを追記したいと思います。

実は、子どもにピアノを弾かせる魔法みたいな方法があります。

それは「ママが自分で弾くこと」です。

上手に弾く必要はありません。

ただピアノに向かって、1本指や探り弾きで童謡や聞き知ったメロディーなどをポロンポロンやってると、不思議なことにさっきまでピアノに目もくれずゴロゴロしていた子どもが寄ってきて、横から手を出してきたり、チャチャを入れたり、そのうち「貸して!」とピアノを横取りして弾き始めます。

人のやってることは、なんか面白そうなのでやりたくなってしまうものです。

子どもの、この習性を利用するのです。

事実、大人の生徒さんでお子さんのいる方たちの「なかなか練習時間が確保できない」理由の一つに「練習始めると、子どもが寄ってきてピアノを取られてしまう」というのがあるくらいです。

試しにやってみてください。

お子さんはピアノをひくようになる、ついでにママもピアノを楽しめる、と一石二鳥ですよ。

「子どもに練習させるには、大人が練習する」という逆転の発想ですが、次の記事でもう一つ、逆転の発想をお伝えします。

子どもに練習させるには-その6.上手な所だけに目を向ける-

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