Nちゃん(高1)、Sちゃん(高2):
二人とも定期テスト2週間前とのことです。
ヒバリ教室のJKたちは全員、大物なので、ピアノごときで成績が落ちたりしないのです(?)
Nちゃんが先に来て発表会の曲「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」を弾きましたが、文句なしの素敵なボサノヴァに仕上がっていて、つべこべレッスンする必要がなかったので、ハノンで指と頭の運動をしたり、なんか新しい曲やってみる?と、曲を選んだりしながらSちゃんを待ちました。
ちなみに、Nちゃんも「サー・デューク」のKさんと同じく、発表会当日はドラムをつけてもらおうということにしました。
Sちゃんが来たので、Nちゃんと先生が「観客」となり、Sちゃんの演奏「ラプソディ・イン・ブルー」を鑑賞しました。
どこか間違いはないか、とか、テンポが狂ってないか、などと目を光らせる「レッスン」と違って、すっかり完成している曲を聞かせてもらうのは楽しいなー♪
Nちゃんのボサノヴァとは全く違う、シンフォニック・ジャズと呼ばれる「ラプソディー・イン・ブルー」。
オーケストラの分厚い和音、ピアノで余さず表現するのは難しいですが、Sちゃんはよく検討してると思います。
たっぷりした重音の連続で迫力満点ですが、ひとつだけ・・・ちょっと椅子の位置がピアノに近いと思ったので、椅子を少し後ろに引いて、体の前の空間を大きく取り、状態がゆったり動けるようにしてみてもらいました。
そしてもう一度弾いたら・・・
思った通り!音の響きがすごくよくなりました。
ピアノを弾くときの椅子。
左右の位置とか、高さとかのほかに、前後にも気を付けてみましょう。
弾きやすさ、音の響きなどがはっきりと違ってくるのが実感できると思います。
Nちゃん、Sちゃんとも、自分のソロ曲は見事に完成です!
そのあと、JKトリオで合奏する「シング・シング・シング」、オープニング、フィナーレを二人で合わせました。
オープニングは、先日小学生たちと相談して「ややロングバージョン」に変えていました。
NちゃんSちゃんにそのことを伝えてはいなかったのですが、二人ともヒバリ教室のブログをちゃんと読んでいて、ロングバージョンに変わったことも了解してくれていました。
曲の流れやきっかけの部分もちゃんと処理して、一発で合わせてくれたので、再度ヒバリ教室のJKの大物さが再確認できました。
発表会当日、JKのみんなには、他にも小さい生徒のリードとか、キーボード設定、椅子の調整など、やってもらうことがたくさんあります。
ただピアノを弾くだけじゃなく、こうやって裏方の仕事や下級生の指導など、あらゆる面で優秀な音楽人に成長していってもらいたいです。
あとは来週、本番前日の「JKリハ」を残すだけ!
Facebook Hibari Music Lesson