HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

Mちゃん 悲愴第三楽章、ゴールは目前

2020年11月27日 | レッスン日記(小中高生)

Mちゃん(高1):

「寒い~、外めちゃくちゃ寒い」と、暗くなった中自転車をこいでやってきました。

Mちゃんは高校の定期テスト1週間前だというのに、こうしてピアノのレッスンを休まずがんばっています。

まずは先にレッスンを終えて待っていたRちゃん(小4)の伴奏「WAになっておどろう」のキーボード。

それから、オープニングとフィナーレで「やってね」と先生から渡されている「デジタルホーン」の練習。この楽器はサックスみたいなデジタル楽器で、かっこいいです。

そしてRちゃんがレッスンUPして帰った後、本命「悲愴」の第三楽章のレッスンへと進めました。

ずいぶん練習を重ねたんだなー、と思える細やかな指運び、Mちゃんの長所が光っています。

一番最後のページ、ここからどんどん盛り上がっていって、最後のクライマックスからフィニッシュへ・・・となだれ込むところ。

前回は「キメ!」というところでの和音をつかむのにかなり時間がかかっていましたが、今日はほとんど追い付き、続く数小節のパッセージも、あとほんの少しでテンポが整いそうです。

「テスト前なのに大丈夫?練習できる?」と先生が心配したのですが、

「大丈夫、これだけのことだから練習できます」との返事。さすがヒバリ教室の上級生、大物だ。

実は、今年Mちゃんが「悲愴第三楽章」を弾く、というのは、今年がベートーヴェン生誕250年、という記念イヤーにちなんでのことです。

ヒバリ教室の大人の生徒Tさんが「悲愴の第一楽章を弾きたいです」と言ったので、記念イヤーだしせっかくだから、分担して3楽章全部弾こうよ、とヒバリ先生が思いついたのがきっかけです。

言い出しっぺTさんの第一楽章は文句なしとして、続く第二楽章・第三楽章を弾く人材は・・・と考えた結果、癒しの第二楽章にドクター、そしてハイスピード&細かいスケールいっぱいの第三楽章に、唯一ジュニアクラスからMちゃんを抜擢したのです。

いつもみんなの曲を決めるにあたっては、1.その人の長所が引き立って 2.短所がバレなくて 3.弾き映えがして 4.その割に難しくなく などの事を考えながら1人1人、曲を決めているのですが、今回Mちゃんにとっては、曲の方が先に決まっていて、条件も何もあったもんじゃなかったので、いつもの年に増して苦労が多かったと思います。

考えてみると、上記の曲選びの条件で合ってるのは、1.と3.だけかもしれませんね(長所が引き立って、弾き映えがする)...

2.と4.をクリアするのは正直きびしいかもしれませんが(短所がバレるし難しい)、その代わり1.長所が引き立って 3.弾き映えがして は間違いなくクリアしてる曲ですので、がんばってもらいたいです。

この曲を弾きこなすことによって、Mちゃんのレベルは飛躍的に向上すること間違いナシですので!

がんばっておくれ~

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Rちゃん、「パイレーツ・オブ・カリビアン」完成!

2020年11月27日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲

Rちゃん(小4):

先生がRちゃんのピアノタッチを生かしたくて、発表会の演奏曲に選んだ「パイレーツ・オブ・カリビアン」。

繰り返しのパーツがほとんどなく、常に新しい流れを覚えていかなければならなかったので、大変だったと思います。

楽譜から読み取るだけではとても難しいリズムやニュアンスがたくさんあったので、歌詞をつけ、歌いながらがんばりました。

一人で練習するのが苦手で、新しいメロディーが出るたびに「難しいー」「練習できないー」と言っていたRちゃんですが、曲が少しずつできてくるにつれ、どんどん本来の良さが出てきました。

今日のレッスンには「めっっちゃ練習してきたよ!」と、見違えるような演奏を聞かせてくれました。

ソロ曲の「パイレーツ・オブ・カリビアン」だけでなく、オープニング曲、フィナーレのリコーダー、その他のデュエットや伴奏など、どれも完成しました!

今年、大成長したRちゃん、来週のレッスンが済んだら本番です。

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Cちゃん、ソナチネ完成!

2020年11月27日 | レッスン日記(小中高生)

Cちゃん(小3):

今月最後のレッスン。

発表会に弾く「ソナチネ6番・ハ長調」第一楽章、指使いでずいぶん苦労しました。

音楽センスのとてもいいCちゃんなので、ともすると楽譜の指示と違うことで、なんとなく曲が弾けてしまったりすることがあります。

ポピュラー系の曲ならそれでも大丈夫な場合がありますが、クラシック、それも古典派のソナチネとなるとそうはいきません。

「ソナチネ」は純然たる器楽曲、ピアノならピアノという楽器の魅力を100パーセント表現するために作られています。

細やかな音の並び、速いスピード、何もかも、演奏者の華麗な指さばきを引き立てるためのもの。

計算されつくしたパッセージを弾くためには、1つでも指づかいをまちがえると先に進めない、あるいはミスタッチをおかす、などの不具合がかならず起こってきます。

Cちゃんの音楽センスの良さが、逆に苦労を生んだようなところもありましたが、格調高いクラシックを学ぶことができたし、早いテンポのスケールも弾けるようになったし、何より正しい指づかいを身につけることもできたし、よい機会になったと、ヒバリ先生は思います。

長い間苦労しましたが、ついにきれいな指使いで、ソナチネを最後まで弾き切ることができました!

「よしっ、できた!全部ちゃんと弾けたね!」

「やったー\(^o^)/」

Cちゃんは先生とハイタッチしました。

来週、最後のレッスンを残すのみ。

セーフで間に合いました!

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