ドクター(大人・男性):
クリスマス発表会まで、あと2週間と迫りました。
みんなは来週、もう1回レッスンがありますが、ドクターは月2回のレッスンなので、今日が発表会前最後のレッスンです。
ドクターが弾くのはベートーヴェンの「悲愴」第二楽章。
ゆったりした音色のピアノ、おだやかなお人柄のドクターに、癒しの「悲愴第二楽章」はピッタリです。
それだけではなく、ドクターはとても練習熱心で、コツコツ練習を重ね、発表会に出るみんなの中で誰よりも早く、曲が仕上がっていたのです。
なので、「悲愴」をキープしながらも、並行して「月光」第一楽章も練習しているのです。余裕ですね!
「月光」は、途中に何か所か、右手だけでオクターブ以上、9度の音程の音を同時に弾かなければいけない部分があり、手が届かない人泣かせです。
ヒバリは手がとても小さいので、もちろん右手だけでは弾けません。
左手も使ってカバーするか、右手だけだったら音を抜くか、で、しのいでいます。
ドクターも、初めのうちは左手をつかって補っていたのですが、練習を重ねるうち なんと前よりも手が拡がるようになって、前には両手で弾いていた部分も右手だけで弾くことにしました、と言うのです。
すばらしい!
大人になってからでも、手を拡げることができるのです。
ドクターの努力の賜物(たまもの)ですね。
こんな優等生のドクターなのに、
「昨日、夢見ちゃった…ピアノの発表会なのに練習か間に合わなくて、どうしよう、って焦ってる夢」と言うのです。
そして、「先生のご機嫌取っておこう🎵」と、ステキなケーキをお土産に買ってきてくれたんですよ〜
ドクター、ヒバリにミツギモノしても、ご利益はないですから〜
それに、もうピアノ充分間に合ってますから~
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